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Future

Future Talk #03
ACMS Apexが秘める可能性を開花させ、
社会にインパクトを
Introduction
データ・アプリケーションが提供するデータ連携基盤“ACMS Apex”のコンサルティングに奮闘する竹島。世の中のあらゆるシステムをこの基盤上で容易に連携させることで、彼はどんな社会を実現したいと考えているのか。
Profile

Ryoji Takeshima

株式会社データ・アプリケーション
コンサルティング本部
第1コンサルティンググループ
マネージャー

2019年、データ・アプリケーションに入社。国内のSIerから、当社が開発するデータ連携基盤である“ACMS Apex”の可能性に惹かれて転職。入社後は、ACMS Apexのプリセールス活動とエンハンス提案に携わり、現在、データ・インテグレーションのコンサルティングを行うチームのリーダーを務める。

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

Theme 01

担当領域の現状

データ連携基盤の価値を啓蒙し、
顧客が抱える課題の解決策を提示

データ・インテグレーションに対する企業の関心は高まっています。しかし、導入に向けてはハードルがいくつもあり、それらを乗り越えなければなりません。たとえば、お客様から寄せられる「すでにシステム間のデータ連携はできているので喫緊の課題ではない」「データ連携によってもたらされるメリットがよくわからない」といった声に対して、今後のDX推進などを見据えてデータ連携基盤を構築する意義や価値を啓蒙し、当社の製品導入を図っていくことが私に課せられたミッションです。具体的には、データ・インテグレーションのコンサルティングを担い、お客様のもとに赴いてデータ連携に関する課題を把握し、その解決策を提案しています。

一例を挙げると、グローバルで事業を展開されている企業のなかには、海外子会社の管理に課題があり、現地の予実データの把握に苦労されているケースも見受けられます。そうしたお客様に、容易にデータ連携ができるソリューションを提案し、日次で海外子会社の業績を見える化して迅速な経営判断ができる環境を提案することができます。また、国内で複数の工場を抱えるメーカーのお客様においては、工場ごとに最適化されて運用していたシステムのデータ連携を提案できます。このような連携を行うと、万が一の災害時に、ある工場が被災してダウンしても、他の工場で代替生産できるようにデータを共通化することができ、あわせて工場間でデータ連携させることで生産の自由度を高め、データを集約・分析することで歩留まりの改善につながることが考えられます。当社のデータ連携基盤であるACMS Apexを導入することで、こういった課題を解決することがコンサルティングの醍醐味だと考え、日々奮闘しています。

Theme 02

事業戦略・成長戦略、注力領域について

ACMS Apexを、あらゆるアプリケーションと
容易に連携できる基盤に

当社の主力製品であるデータ連携基盤のACMS Apexを、さらに普及させることに力を注いでいきます。データ連携基盤は、その上でさまざまなアプリケーションとつながることが重要であり、なかでも最近では、SaaSで提供されるアプリケーションも増えています。ACMS ApexはWeb APIクライアント/サーバー機能を備えており、外部のSaaS企業が提供するSFA(Sales Force Automation)やCRM(Customer Relationship Management)、MA(Marketing Automation)などのアプリケーションとの連携が可能です。こうしたサービスを手がける有力な企業とパートナーシップを組み、ACMS ApexとSaaSが簡単につながる環境を整え、お客様にとっての利用価値をさらに高めていくことも今後の重要なテーマの一つです。ちなみに、ACMS ApexにWeb APIクライアント/サーバー機能を搭載するエンハンスは、私が当社に転職して早々に提案したものです。それまでSaaSとの連携はスクリプトを追加することで対応しており、この機能が標準装備されていなければ、データ連携が社内で閉じてしまいかねず、市場が広がらないとの問題意識から社内に提言しました。これが受け入れられてプロジェクトが立ち上がり、技術本部とディスカッションを重ね、実装後の検証を行うなど開発にも深く携わらせていただき、おかげで満足のいく良い機能を実装することができました。

今後はさらに、企業のデータ活用で重要度が高まるIoTにおいても、ACMS Apexの存在価値を上げていきたいと考えています。ACMS Apexは、多頻度の少量データをバッファリングすることができ、ある程度の塊にまとめてから一括処理するような仕組みを実装することができますし、エッジプラットフォームから寄せられるデータの塊を扱うのもACMS Apexの得意分野です。これらの機能を活用して、IoT領域にも我々のソリューションを浸透させていきます。

Theme 03

データ・アプリケーションの展望・可能性

あらゆるユーザーが、
データ連携の恩恵を無意識に享受できる世界を

ACMS Apexは大きな可能性を秘めたデータ連携基盤です。私が当社に参画したのも、この製品に非常に魅力を感じたから。昨今、AIが急激に進化を遂げ、私たちの暮らしそのものを大きく変えようとしていますが、AIの能力を最大限に発揮させるためには、それにふさわしいデータ連携基盤が必要です。モデルに学習させるための大量のデータを収集し、学習済みのモデルを配信し、そして学習済みモデルに判定させるためのデータを供給するという、そのすべてをACMS Apexは担うことができます。画像や音声などの大容量データも安全にやりとりできるデータ連携基盤であり、そのポテンシャルは計り知れません。

ユーザーがデータ連携を意識しなくても、あらゆるシステムと簡単につながり、データ連携によってもたらされる恩恵を存分に享受できる。当社が提供するソリューションによって、そんな社会も十分に実現できると思っています。私もその一翼を担い、データ連携に関することならデータ・アプリケーションだと社会に認知され、お客様から真っ先に選ばれる存在にしたいと考えています。

Column

Ideal Candidates

技術的な裏付けを持って
お客様と向き合い、
自らの考えを伝えられる人

OSやデータベース、ネットワークなどITの基礎をきちんと理解し、技術的な裏付けをもってお客様とコミュニケーションできる人材を求めています。特に私のチームが担っているコンサルティングは、常にお客様と向き合い、データ連携に関してお客様が抱える課題を明らかにしつつ、それを解決するための自分の考えを説いていかなければならず、そのベースとなる力を備えている方を期待しています。