データ活用・データ連携のお役立ちコラム

データ連携ツールとは?データ連携による業務効率化

2017/07/24
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“スクラッチ体質”のSIerが陥るデータ連携の落とし穴

システム開発の“鬼門”とも言えるデータ連携。そのパターンはシステム間でのデータやり取りや、複数のデータソースから複数ファイルに出力するケースまで多岐に渡り、同時にフォーマットや文字コードを大きく変換しなければならないなど処理も複雑化しています。特に業務システムのマイグレーションやリプレースにおいては、新旧システムのデータ連携・移行などでも、信頼性や安全性の確保が必須となり、その難易度が上がります。従来、データ連携・移行処理はスクラッチで開発するのが一般的であり、その状況はあまり変わっていません。しかし、スクラッチ開発頼みの現場にはさまざまな問題が潜んでいます。忙しいのに利益が出ない、そんな事態に陥る前に対策する方法ないのでしょうか。

INDEX

  1. スクラッチ開発に頼りすぎると、なにが問題なのか?
  2. 「なんでもかんでもスクラッチ」ではもう限界
  3. これからの時代を生き残るには、「ツール」活用が必須

スクラッチ開発に頼りすぎると、なにが問題なのか?

データ連携・移行の処理をスクラッチで開発する問題は大きく「生産性/開発効率」と「品質」の2つに集約できます。

●「生産性/開発効率」

データ連携・移行処理プログラムは、プロジェクトごとにスクラッチ開発しているので、自社内で類似したプログラムを開発している場合が多い、という話をSIerからよく伺います。また、このようなプログラムは、プロジェクトごとに開発言語が異なるなど、再利用するには複数言語に精通した知識・スキルのある人しか使えず、人材の育成・確保が難しくなります。さらに、プログラムのメンテナンスもソースコードを解析しなければならず、保守性の面からも再利用・横展開は困難なケースも多いようです。
このような類似した処理プログラムを個別に開発していては、工数の増大やコスト増につながっていきます。特にデータ移行では1回使って終わりにもかかわらず、毎回イチから開発しているのでは生産性の向上・効率化は図れないのが現状です。

●「品質」

スクラッチ開発されたプログラムの品質はエンジニアのスキルに依存するため、一定の品質を担保するのは困難です。また、コーディング方法によっては限られた時間で移行や連携を完了させる処理性能がだせず、その結果、テストとチューニングを繰り返す事態になりかねません。このように、短納期と品質向上の両立を求められる開発現場には限界がきています。

品質が不安定な状態で複雑化している連携プログラム


品質が不安定な状態で複雑化している連携プログラム

「なんでもかんでもスクラッチ」ではもう限界

自由度が高く、個別要件も取り入れやすいスクラッチ開発は魅力的です。しかし、スクラッチ開発に頼った状況は限界を迎えつつあります。IT業界でもエンジニアの人手不足は続いており、特にスキルのあるエンジニアを確保するのは困難です。さらに、顧客からはコストダウンとともに、品質向上・短納期の要望も強くなっています。
状況を改善するにも「スクラッチ開発ベース」を変えないのでは、開発プロセスの大幅な効率化は図れません。「なんでもかんでもスクラッチ」の状況から脱却することも視野に入れた、抜本的な解決策が必要です。

これからの時代を生き残るには、「ツール」活用が必須

この解決策として期待されるのが「データ変換ツール」です。これは、システム間のデータ連携で必要となるデータ変換や加工処理をGUIベースで実現できるツール。スクラッチ開発が不要で、言語の知識がなくても利用できるため、社内での横展開や再利用も容易です。また、ツールを利用すれば、スキルに依存せずに基本的な品質を担保できるため、生産性とともに安定した品質の確保にも大きな効果を期待できます。これにより、スキルのあるエンジニアには、顧客が満足する設計、上流工程に注力してもらうことで、プロジェクト全体の価値向上にもつながります。

データ変換ツールを業務システム間の中核に据え、シンプルでスマートなシステム連携体制を確立


データ変換ツールを業務システム間の中核に据え、シンプルでスマートなシステム連携体制を確立

言語に依存しない、設定したデータ変換定義を横展開できるなどメリットの多い「データ変換ツール」ですが、開発現場への導入がスムーズに進むとは限りません。その理由として、「ツールの使い方を覚えなければならない」「ツールの仕様の範囲でしか作れず、スクラッチ開発は自由度が高い」「開発方法を変えたくない」などが挙げられます。
しかし、「データ変換ツール」の活用は、コスト、生産性/開発効率、品質という顧客からの3つの要望すべてに応えられる解なのです。

例えば、データ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON(ラクーン)」は、複数の入出力データに対応し、文字コードやフォーマットなどのデータ変換・加工に必要な機能を備えており、入出力のデータ項目の紐づけを行うマッピング作業やソート、マージ、演算などデータ加工をGUIで簡単に設定できます。異なるシステム間のデータ連携の中核に、また、レガシーマイグレーションや異なったデータベース間での移行、複数システムのデータをまとめての帳票作成やDWHに格納するためのETL処理など、さまざまなシーンで活用でき、開発現場の効率化に大きく貢献します。
詳しい機能は製品サイトで紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。

データ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」の詳しい機能はこちら >>>


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