DIGITAL WORKの実現を通じて、成長を加速してまいります。
株式会社データ・アプリケーション
代表取締役社長執行役員
安原 武志
皆様には平素よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。
前期は「変革への挑戦」を掲げた前中期経営計画の最終年度にあたり、目標として掲げていた計数計画を売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに達成することができました。特に売上高については、サブスクリプション販売が堅調に推移したことに加え、パッケージ(売り切り)販売において大型案件の受注や想定を上回るバージョンアップ案件の受注といった一過性の特需が発生したことにより、計画値を大幅に上回る結果となりました。更に認知度向上施策として、初の試みとなるTV CMをはじめとした大規模な広告宣伝を行いましたが、新市場開拓や人材獲得・育成などの戦略面では課題も残る結果となりました。
そこで当社は、前中期経営計画での課題解決や更なる企業成長のため、「個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現する」をビジョンとし、「事業領域の拡大・開拓」「収益安定性の向上」「人的資本経営の推進」を当社の事業成長を担う3本の柱とした新たな中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)を策定いたしました。
その中期経営計画の初年度となる当期におきましては、データ連携市場の拡大に向けたクラウドサービスのACMSと、コラボレーション市場への進出を企図した「Placul(プラカル)」、この2つの新たなサービスをリリースする予定です。当社においては新市場への挑戦となるPlaculは困難な場面も多く発生するかとは思っておりますが、この挑戦を成功させるべく全社一丸となって取り組んでまいりますので、是非ともご期待頂ければと思っております。また、事業成長に向けた活動を更に加速させるため、人的資本を中心とした積極的な投資についても継続してまいります。
来年11月には創業40周年を迎えます。その大きな節目に向けて力強く歩み続けるべく、皆様のお力添えも頂戴しながら成長を続けてまいりたいと思っておりますので、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。