
クラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)
よくある質問
サービス(概要)
- ACMS Cloudは、どのような業種や企業規模に適したサービスですか?
- ACMS Cloudは、業種や企業規模を問わず、EDIやシステム間連携を必要とするあらゆる企業にご利用いただけるクラウドサービスです。
- ACMS CloudとACMS Apexの違いは何ですか?
- ACMS Cloudは、ACMS Apexの基本機能を継承しつつ、クラウド環境に最適化された運用性を備えています。特に、管理画面や利用状況の確認など、操作しやすいUIを新たに採用している点が大きな特長です。
一方で、一部のオンプレミス特有の機能は現時点では未提供となっており、今後クラウド向けに順次拡張を予定しています。
- ACMS Cloudの競合他社との差別化ポイントは何ですか?
- ACMS Cloudは、EDIとデータ連携をクラウド上でセルフ運用できる点が他社との大きな違いです。
基盤構築やサーバ管理が不要で、ブラウザだけでEDI運用からシステム連携までを一貫して行えます。
ACMS Apexの信頼性を継承しつつ、より軽量で導入しやすいプラットフォームとして利用できる点が強みです。
- ACMS Cloudの基盤としているクラウドベンダーはどこですか?
- ACMS Cloudは、OCI(Oracle Cloud Infrastructure)を基盤として採用しています。OCIは、ミッションクリティカル用途での豊富な実績を持ち、高い可用性と信頼性を備えたクラウド環境として評価されています。
- ACMS Cloudのクラウド環境は日本国内に設置されていますか?
- ACMS Cloudは日本国内のデータセンター上に環境を構築しており、通信およびデータ保管はすべて国内で完結する構成となっています。
これにより、国内法規制への対応や、セキュリティ面での安全性を確保しています。
- ACMS Cloudで、自社専用の完全に独立したEDI × iPaaS基盤を構築することは可能ですか?
- 現在、共有型のクラウド環境での提供が基本となっています。ただし、将来的には個別環境の提供も検討しており、ご要望に応じて対応可能な場合があります。詳細については、弊社営業担当までご相談ください。
- ACMS Cloudの利用にあたり、ドメイン名やIPアドレスを持ち込むことは可能ですか?
- ACMS Cloudではドメイン名やIPアドレスの持ち込みはできません。サービス提供側で管理された環境をご利用ください。
- 海外拠点からACMS Cloudを利用することは可能ですか?
- ACMS Cloudは日本国内の利用を前提としております。
日本国外からACMS Cloudへのアクセスは可能ですが、通信環境により正常に動作しない場合があります。
また、日本国外からACMS Cloudにアクセスする場合、当該国・地域の関係法令等の遵守はお客様の責任となります。
- グループ会社でもACMS Cloudを利用することは可能ですか?
- グループ会社でのご利用はできません。
- ACMS Cloudの契約時に通信やアプリケーション実行に必要なリソースを事前に確保できますか?
- ACMS Cloudでは、全契約者でリソースを共有しているため、個別にリソースを事前確保することはできません。
必要なリソースは、サービス全体で最適に配分される仕組みとなっております。
- ACMS CloudにはDR(ディザスタリカバリ)環境はありますか?
- 現時点では、DR(ディザスタリカバリ)環境の提供は行っていません。
ただし、OCI(Oracle Cloud Infrastructure)の可用性ゾーンとクラスタ機能を組み合わせることで、HAクラスタ相当以上の可用性を確保しています。
DR環境については、今後の拡張項目として検討を進めています。
- セキュリティ認証の取得予定はありますか?
- 現在、ACMS Cloudでは、ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメント)およびISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)の認証取得に向けた準備を進めています。
認証取得が完了次第、正式にお知らせいたします。
- ACMS CloudにはSLA(サービス品質保証)やSLO(サービス目標値)の設定はありますか?
- ACMS Cloudでは、SLO(サービス目標値)を設定しています。
現在は、99.5%のサービス稼働率を目標に運用しており、安定したサービス提供を維持するための体制を整えています。
- ACMS Cloudで利用する開発クライアント数に上限はありますか?
- 開発クライアントは、契約範囲内で必要な人数・環境において制限なくご利用いただけます。ただし、ACMS Cloud用の開発クライアントで作成した変換定義は、ACMS Cloud以外の環境では利用できません。
- ACMS Cloudの運用をDALに委託することはできますか?
- ACMS Cloudは、ユーザー様ご自身での運用を前提としたサービスです。
DALでは直接の運用請負は行っておりません。
- ACMS Cloudは多言語対応していますか?
- サービスおよび提供ドキュメントは、すべて日本語での対応となっています。
現時点では、他言語での利用やサポートの提供は行っていません。
- ACMS Cloudの利用規約やサービス仕様書はどこで確認できますか?
- 本内容は、今後コーポレートサイト上にて公開予定です。
公開後に改めてご案内いたしますので、しばらくお待ちください。
- ACMS Cloudの利用申込み方法を教えてください。
- 本内容は、今後コーポレートサイト上にて公開予定です。
公開後に改めてご案内いたしますので、しばらくお待ちください。
- ACMS Cloudの今後の機能拡張やロードマップについて教えてください。
- 正式リリース後は、通信機能、ジョブフロー機能、変換機能を順次拡張していく予定です。また、生成AIを活用した設定支援やオンボーディング機能の強化、ノーコード操作の向上など、ユーザビリティを高める機能追加も計画しています。
サービス(機能)
- ACMS Cloudに登録したデータを長期保存することはできますか?
- ACMS Cloudはリソース共有型のサービスのため、完了したデータは3日間、未完了データは最大90日間保存されます。長期保存には対応していないため、必要なデータは保存期間内に取得・保管をお願いいたします。
- 1回の通信で送信できるファイルサイズに上限はありますか?
- ACMS Cloudでは、処理内容に応じてファイルサイズの目安が設定されています。サービス仕様書には以下の通り記載されています:
・変換を伴わない処理の場合:最大20MB
・変換を伴う処理の場合:最大10MB
※上記の内容は、今後の機能拡張や仕様変更により変更となる場合があります。
- ACMS Cloudではセキュリティ面の対策はどのようになっていますか?
- ACMS Cloudでは、通信の暗号化、ユーザー単位のアクセス制御、多重構成による冗長化などの仕組みにより、高いセキュリティと可用性を実現しています。
また、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)などの第三者認証取得に向けた取り組みも進めており、安心してご利用いただける環境を整えています。
- ACMS Cloudは基幹システムやSaaSと連携できますか?
- ACMS CloudはERP、販売管理、在庫管理などの基幹システムと、Web APIやSFTPなどを通じて柔軟に連携することが可能です。
また、ACMS CloudをWeb APIで呼び出す「APIトリガー」機能も提供しており、クラウドSaaSとの接続実績も多数あります。
- ACMS Cloudが対応しているデータフォーマットを教えてください。
- ACMS Cloudは、以下のデータフォーマットに対応しています。
・固定長
・可変長
・XML
・JSON
・Excel
・EDIフォーマット(CII、UN/EDIFACT、X12)
上記のフォーマットに対応しているため、業種や業務形態を問わず、多様なデータ連携に対応可能です。
- ACMS Cloudが対応している通信プロトコルを教えてください。
- ACMS Cloudは、以下の通信プロトコルに対応しており、商流・物流・金融系のEDI要件を幅広くカバーしています。
・AS2
・ebXML MS 2.0
・JX手順
・全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)
・SFTP
・Web APIクライアント
これらのプロトコルにより、多様な業務システムとの連携が可能です。
サービス(価格)
- 契約プランにおける伝送回数の上限を超過した場合、サービス提供にどのような影響がありますか?
- 契約プランに設定された伝送回数の上限を超えた場合でも、サービスが停止することはありません。しかしながら、ご契約期間終了時に超過状態の場合、超過伝送回数として精算が必要となります。そのため、追加の伝送回数が必要な場合は、「追加伝送回数オプション 1,000回」をご契約をお願いします。
- 運用開始後、伝送回数を増やすことはできますか?
- 伝送回数は、1000回単位で追加することができます。
移行
- ACMS B2BやACMS Apexのユーザーは、どのようにACMS Cloudへ移行できますか?
- 現在、ACMS Cloudへの移行を支援するツールや手順、サービスの整備を進めている段階です。準備が整い次第、改めてご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。
- ACMS ApexからACMS Cloudへ移行するメリットは何ですか?
- ACMS Cloudへ移行することで、インフラの構築・保守が不要となり、初期費用やIT部門の運用負荷を大幅に軽減できます。また、クラウド環境では常に最新の機能をご利用いただけるほか、拡張性・柔軟性・セキュリティ対策の面でも多くのメリットがあります。