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RACCOON V2.5.0 リリースノート情報
Release Notes
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RACCOON V2.5.0 リリースノート情報 2023/01/19
トピックス
Amazon S3に出力ファイルを保存する機能を追加 - 格納処理
出力ファイルをクラウドストレージ(Amazon S3)へ保存する機能を追加しました。本機能により、格納処理の後処理として、生成した出力ファイルをAmazon S3へ保存することができます。
対応する格納処理のシンタックスは以下となります。
指定区切り子
固定文字長
固定バイト長
Excel
XML
JSON
EDIFACT
X12
CII
データベース抽出/格納処理にストアドプロシージャの呼び出し機能を追加 - データベースフォーマット
データベース抽出処理およびデータベース格納処理でストアドプロシージャの呼び出し機能を追加しました。本機能を利用しDBMS側に定義されたストアドプロシージャを実行することでネットワーク負荷の軽減が期待でき、また、複雑なSQL文の実行結果をRACCOONで利用できます。
対応する接続先は以下となります。
Oracle
SQL Server
Db2(ユーザー定義関数(UDF)はサポートしていません)
MySQL
SaaS
内部データ型にマップ型をサポート - 内部データ型
内部データ型として以下のマップ型をサポートしました。
文字列マップ型
整数マップ型
実数マップ型
日付マップ型
時刻マップ型
日付時刻マップ型
バイナリ列マップ型
論理マップ型
新機能
新たなJava VMをサポート - Transfer Engine動作環境
以下の環境が使用可能になりました。
Java 17
Oracle Java SE
Red Hat OpenJDK
Amazon Corretto
Azul Systems Azul Platform Core
IBM Semeru Runtime
Adoptium Eclipse Temurin
Microsoft Build of OpenJDK
新たなデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
以下のデータベースへの接続が可能になりました。
SQL Server 2016 SP3
Amazon S3に出力ファイルを保存する機能を追加 - 格納処理
出力ファイルをクラウドストレージ(Amazon S3)へ保存する機能を追加しました。本機能により、格納処理の後処理として、生成した出力ファイルをAmazon S3へ保存することができます。
対応する格納処理のシンタックスは以下となります。
指定区切り子
固定文字長
固定バイト長
Excel
XML
JSON
EDIFACT
X12
CII
データベース抽出/格納処理にストアドプロシージャの呼び出し機能を追加 - データベースフォーマット
データベース抽出処理およびデータベース格納処理でストアドプロシージャの呼び出し機能を追加しました。本機能を利用しDBMS側に定義されたストアドプロシージャを実行することでネットワーク負荷の軽減が期待でき、また、複雑なSQL文の実行結果をRACCOONで利用できます。
対応する接続先は以下となります。
Oracle
SQL Server
Db2(ユーザー定義関数(UDF)はサポートしていません)
MySQL
SaaS
内部データ型にマップ型をサポート - 内部データ型
内部データ型として以下のマップ型をサポートしました。
文字列マップ型
整数マップ型
実数マップ型
日付マップ型
時刻マップ型
日付時刻マップ型
バイナリ列マップ型
論理マップ型
マップ型のサポートに伴い値を生成する以下の標準関数を追加しました。
createStringMap : 文字列マップオブジェクトを生成する
createIntegerMap : 整数マップオブジェクトを生成する
createRealNumberMap : 実数マップオブジェクトを生成する
createDateMap : 日付マップオブジェクトを生成する
createTimeMap : 時刻マップオブジェクトを生成する
createDateTimeMap : 日付時刻マップオブジェクトを生成する
createBinaryMap : バイナリ列マップオブジェクトを生成する
createBooleanMap : 論理マップオブジェクトを生成する
マップオブジェクトを操作する以下の標準関数を追加しました。
put(String key, Type value) : 要素を追加する
clear() : 全要素を削除する
remove(String key) : 指定したキーの要素を削除する
containsKey(String key) : 指定したキーの要素が含まれるかを判定する
get(String key) : 指定したキーの値を取得する
getOrDefault(String key, Type default) : 指定したキーの値を取得なければ指定したdefaultを取得
size() : 要素の数を取得する
keys() : 要素のキーの一覧を取得
values() : 要素の値の一覧を取得
toString() : 要素の一覧を文字列として取得
isEmptyValue() : 状態が空かどうかを判定する
isExists() : 状態が存在であるかどうかを判定する
isNull() : 状態がNULLであるかどうかを判定する
変換レポートに出力できる変数値について、変数がマップ型の場合は、最大100件の要素までを出力するようにしました。リスト型についても同様に最大100件の要素までを出力するように変更しました。
出力ファイルパスに動的な値を埋め込む機能を追加 - 変換実行
出力ファイルパスの一部に動的な値を埋め込む機能を追加しました。プロパティファイルにキーワードと値の種類のセットを指定して、出力ファイルパスにキーワードを含めることで、キーワードの位置に指定した値をセットすることができます。
この機能追加に伴ない、実行時のパラメータ(コマンドパラメータ、プロパティファイル)解析時のエラーは変換レポートファイルには出力されず、変換ログファイルに出力するように変更しています。
対象の出力ファイルの種類は以下となります。
フォーマット変換
格納処理の出力ファイル
スキップファイル
CII受信確認メッセージファイル
CIIエラー情報メッセージファイル
変換レポートファイル
処理概要レポートの出力先のパス
変換実行別の変換ログファイル(-log <logFilePath>)
文字コード変換
出力ファイル
変換レポートファイル
変換実行別の変換ログファイル(-log <logFilePath>)
セットできる動的な値の種類は以下となります。
シリアルナンバー(1変換実行内で採番する)
変換実行開始日時
変換実行ID
項目名称を出力内容に自動セットする機能を追加 - Developer Studio
選択したグループノードの配下に属するすべてのデータノードの出力内容に、それぞれのフォーマット名称を一括でセットする機能を追加しました。
この機能により見出し用レコードの定義が容易になりました。
機能改善
Redshift格納処理でCOPY後に実行するVACUUMおよびANALYZEの実行有無を選択できるように改善 - Redshift格納
Redshift格納処理でCOPY後に実行するVACUUMおよびANALYZEの実行有無の設定を分割し、チェックボックスによる設定に改善しました。
ユニークナンバーファイルをフォーマット変換実行時に指定できるように改善 - ユニークナンバー関数
フォーマット変換時に任意のユニークナンバーファイルを指定できるように改善しました。指定するユニークナンバーファイルは、コマンドパラメータもしくはプロパティファイルから指定できます。
この改善により、フォーマット変換実行ごとに異なるユニークナンバーファイルを使うことができます。
空の出力ファイルを削除する機能の追加 - 格納処理
フォーマット変換でファイルを出力する格納処理に、出力ファイルが空の場合は削除するオプションを追加しました。プロパティファイルを使って削除するか否かを制御できます。
変換テスト支援機能の機能拡張 - 変換テスト支援
変換テスト支援機能について、以下の拡張を行いました。
テスト対象の処理要素に格納処理を選択できるように改善
変換実行が失敗した場合でも、処理した途中までのデータを表示するように改善
文字列型オブジェクト関数fillLeftとfillRightの処理性能を改善 - 標準関数
文字列型オブジェクト関数fillLeftとfillRightの処理性能を改善しました。
関数実行の処理時間は、以前のバージョンと比較して約80%の削減となっています。
変換フロー画面の操作性を改善 - Developer Studio
変換フロー画面の操作性改善として以下の機能を追加しました。
配置した処理要素を自動整列する機能の追加
マウスドラッグによりコネクタの屈曲位置を任意の位置に変更できる機能の追加
ドラッグした処理の位置を自動調整する機能の追加