Release Notesリリースノート

RACCOON V2.2.0 リリースノート情報 2020/12/04

トピックス

  1. 新たなクラウドデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のクラウドデータベースへの接続が可能になりました。
    • Oracle MySQL Database Service
  2. 変換時に生成されるメッセージを英語で出力する機能の追加 - 変換エンジン
    変換ログ、変換レポート、処理概要レポートなどのメッセージを英語で出力する機能を追加しました。
  3. Developer Studioの表示文字列と出力メッセージの言語として英語をサポート - Developer Studio
    言語設定に英語を指定することで、Developer Studioの表示文字列を英語に切り替える機能を追加しました。ログ・情報ビューエリアに出力するメッセージも英語に切り替わります。

新機能

  1. 新たなクラウドデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のクラウドデータベースへの接続が可能になりました。
    • Oracle MySQL Database Service
  2. 新たなデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • Microsoft SQL Server 2019
    • Microsoft Access 2019
  3. 変換時に生成されるメッセージを英語で出力する機能の追加 - 変換エンジン
    変換ログ、変換レポート、処理概要レポートなどのメッセージを英語で出力する機能を追加しました。
  4. Developer Studioの表示文字列と出力メッセージの言語として英語をサポート - Developer Studio
    言語設定に英語を指定することで、Developer Studioの表示文字列を英語に切り替える機能を追加しました。ログ・情報ビューエリアに出力するメッセージも英語に切り替わります。
  5. バージョン管理システムとの連携機能で利用するApache Subversion(SVN)の新たなバージョンをサポート - Developer Studio
    以下のバージョンの利用が可能になりました。
    • Apache Subversion 1.10 / 1.14
  6. 抽出データの漢字シフトコードを格納処理へ引き継ぐ機能の追加 - 文字コード/固定バイト長フォーマット
    抽出データに含まれる漢字シフトコードを削除せず格納処理へ引き継ぐ機能を追加しました。この時、抽出データのシフトコードを表すバイト値を格納処理では指定した任意のバイト値へ置換して出力することができます。
  7. COBOLデータのHIGH-VALUEとLOW-VALUEの抽出および格納機能の追加 - 固定バイト長フォーマット
    COBOLデータに含まれるHIGH-VALUEとLOW-VALUEの抽出および格納を行う機能を追加しました。

機能改善

  1. メモリ抑制の実行時情報を出力 - 変換レポート
    フォーマット変換時に、メモリ抑制の実行時情報を変換レポートに出力するオプションを追加しました。
    また変換実行中のメモリ情報、GC情報を変換レポートに出力するオプションを追加しました。
  2. データベース接続時に複数のjarファイルを利用する場合の配置方法を改善 - データベースフォーマット/データベース検索
    以前のバージョンでは、データベース接続時に複数のjarファイルが必要となる場合はJavaの拡張ディレクトリ(<JAVA_HOME>/lib/ext)に配置する必要がありました。
    このバージョンより、複数のjarファイルが必要な場合も「JDBCドライバー格納フォルダー」内の1か所に配置できるようになりました。
  3. 文字コード変換で漢字領域の範囲外の文字を検出した場合の処理方法を改善 - 文字コード/固定バイト長フォーマット
    文字コード変換で漢字領域の範囲外の文字を検出した場合のエラー処理を改善し、エラーとして停止するだけでなく、該当の文字をマスク文字へ置換して変換を継続すること、例外をスローして変換を継続することが選択できるようになりました。
  4. 文字コード変換で対象項目の終端文字が全角文字の上位byteで途切れている場合の処理方法を改善 - 文字コード/固定バイト長フォーマット
    文字コード変換で対象項目の終端文字が全角文字の上位byteで途切れている場合のエラー処理を改善し、エラーとして停止するだけでなく、該当の文字をマスク文字へ置換して変換を継続すること、例外をスローして変換を継続することが選択できるようになりました。
  5. 文字コード変換に失敗した場合のエラーメッセージの改善 - 文字コード変換
    文字コード変換に失敗した場合に、エラーメッセージに変換に失敗した文字の位置情報を出力していました。この情報に加え、変換に失敗した文字のバイトコードをHEX表現で出力するように改善しました。
  6. 文字列型で抽出できるExcelの日付/時刻書式の追加 - Excelフォーマット
    RACCOONの文字列型を利用して抽出する場合に認識できるExcelの日付/時刻の書式として以下の書式を追加しました。以前のバージョンではシリアル値を計算して文字列化していた値を、計算せずに文字列化できるようになりました。
    • [$-ja-JP]ge.m.d
    • [$-ja-JP]ggge"年"m"月"d"日"
    • yyyy"年"m"月"d"日"
    • yyyy"年"m"月"
    • m"月"d"日"
    • m/d/yy
    • h"時"mm"分"
    • h"時"mm"分"ss"秒"
    • yyyy"年"m"月"d"日"
    • yyyy¥-mm¥-dd;@
    プロパティの設定により以前のバージョンと同じ振る舞いとすることができます。
  7. Excelの数値の抽出処理を改善 - Excelフォーマット
    RACCOONの文字列型を利用してExcelのセルの書式が「標準」である値を抽出する処理を改善しました。以前のバージョンはExcel上の表示では整数となっている値に「.0」が付加された文字列として抽出していましたが、「.0」を削除するように改善しました。
    また、Excel上の表示では表示されていない小数部の最後のゼロも削除するように改善しました。
    プロパティの設定により以前のバージョンと同じ振る舞いとすることができます。
  8. COBOL書式のインポートでREDEFINES句をサポート - COBOL書式のインポート
    COBOL書式のインポートでREDEFINES句をサポートしました。REDEFINES句で定義されている内容をRACCOONのメッセージ構造としてインポートすることができるようになりました。
  9. 設定内容を自動的に保存する機能の追加 - Developer Studio
    抽出処理/格納処理/特殊処理のメッセージ/サプライヤー/クライアント/関数内で設定内容を変更した場合に、適用ボタンを押下しなくとも自動的に変更内容を保存するように改善しました。設定内容を変更した要素から他の要素へ移動した場合、タブの切り替え、処理間の移動を行った場合に自動的に保存されます。
  10. スクリプト記述フィールドで利用できるショートカットキーを追加 - Developer Studio
    スクリプト記述フィールドで利用可能な以下のショートカットキーを追加しました。
    • Ctrl+D:選択している行の文を削除
    • Ctrl+/:選択している行のコメントアウトの切り替え
  11. ナビゲータからWindowsのフォルダーを開く機能の追加 - Developer Studio
    ナビゲータに表示されているプロジェクトもしくはフォルダーから、実際にファイルが格納されているWindowsのフォルダーを開く機能を追加しました。Ctrlキーを押下しながらマウスの左ボタンをダブルクリックすることで開くことができます。
  12. スクリプト記述フィールドに記述された文字数の表示を追加 - Developer Studio
    出力内容など複数の文が記述できるスクリプト記述フィールドに文字数の表示を追加しました。カーソル位置までの文字数を表示することで、シンタックスエラー等での確認が簡単にできるようになりました。
最新情報はこちら
一覧に戻る