Release Notesリリースノート

RACCOON V1.7.0 リリースノート情報 2017/11/15

新機能

  1. 新たなデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • Oracle 12c R2 (12.2.0)
    • Amazon Aurora(MySQL互換)
  2. Excel 2016のサポート - シンタックス
    抽出/格納フォーマットとして、Excel 2016をサポートしました。
  3. 汎用JDBCのサポート - シンタックス
    抽出/格納フォーマットとして、汎用JDBCをサポートしました。JDBC方式でのアクセスを提供するシステムに対して、データの読み取り/書き込みを行うことができます。
  4. バージョン管理システムとの連携 - Developer Studio
    Developer Studioのワークスペースで作成、編集されるファイルの変更履歴を、バージョン管理システムのApache Subversion(SVN)で管理する機能をサポートしました。ファイルの過去の変更内容を確認したり、変更前の状態に復元することが可能になります。またチーム開発における生産性の向上が期待できます。
  5. ファイルの比較 - Developer Studio
    Developer Studioのワークスペースで管理する変換定義やファイルの内容を比較し、差分を表示する機能をサポートしました。編集したファイルの変更点を確認したり、異なる2つのファイルの差異を確認することができます。
  6. ワークスペースの切り替え - Developer Studio
    Developer Studioのワークスペースを、Developer Studio上で切り替えて利用できる機能をサポートしました。これまでは設定ファイルを書き換える必要がありましたが、本機能を利用することでワークスペースの切り替えが容易になりました。最大20個のワークスペースを管理できます。
  7. リソース操作の拡張 - リソースの自動操作
    リソースの自動操作に、以下の機能を追加しました。
    • リソース情報の取得方法に、CSVファイルからの読み込みをサポートしました。ファイルから読み込んだ情報を利用して、フォーマット変換定義の作成/更新を行うことができます。
    • メッセージの編集操作に、データベーステーブル情報のインポート機能をサポートしました。自動操作中にデータベースにアクセスし、テーブル情報を取得することができます。
  8. 変換クライアントの関数実行 - 常駐化機能
    常駐化機能において、変換エンジンに変換要求を出す変換クライアントの実行方法に、これまでのコマンドに加えて関数による実行をサポートしました。

機能改善

  1. フォーマット変換の処理速度を向上 - 変換エンジン
    以下のいずれかの条件を含むフォーマット変換において、変換処理速度が向上しました。処理時間が最大で約25%短縮します。
    • 抽出処理がフラットファイル(指定区切り子/固定バイト長/固定文字長)
    • 格納処理に項目数の多いデータ構造が存在する
    • 処理単位が有効で、実行される処理単位の回数が多い
  2. 格納先切り替え機能の処理速度の改善 - 変換エンジン
    格納先切り替え機能を利用したフォーマット変換において、ロールバックの可能性がある処理を含む場合に、格納先の切り替え回数が増えるに従い処理速度が遅くなる課題を改善しました。
    以下の処理でロールバックが発生する可能性があります。
    • 処理単位のスキップ
    • 例外処理による除外
    • 出力判定による出力抑制
    • 子要素の拡張ループ
    • XMLフォーマット(格納処理)
  3. JDBCドライバの情報を出力 - 変換レポート
    フォーマット変換実行時に、抽出/格納処理で利用したJDBCドライバの情報(ドライバ名、バージョン)を変換レポートに出力するように変更しました。
  4. 異なるフォーマットでのデータ構造の再利用 - 変換定義エディター
    メッセージ(抽出/格納)画面において、フラットファイルとデータベースフォーマット間での要素のコピー・貼り付けに、以下の要素を追加しました。
    • Redshift(格納処理)のCOPYテーブル/DELETEテーブル
  5. 格納処理の自動生成機能の改善 - 変換フロー画面
    変換フロー画面から利用できる格納処理の自動生成機能において、以下の処理要素を自動生成の対象に追加しました。
    • 抽出処理:汎用JDBC
    • 格納処理:Redshift
    また、これまで自動生成時に未サポートとしていたファイルグループ要素をサポートしました。
  6. 検索対象に項目の「出力内容」を追加 - 高度な検索と置換
    高度な検索と置換において、項目設定の検索と置換の対象として「出力内容」を追加しました。
  7. ポップアウトしたフィールドのボタン仕様を変更 - スクリプトフィールド
    ポップアウトした状態でのスクリプトフィールドのボタンの仕様を変更しました。
    [閉じる]ボタンのラベルは「決定」に変更しました。またポップアウトしたフィールド上で変更を破棄しダイアログを閉じる、[キャンセル]ボタンを追加しました。
  8. 関数の候補に合わせたヘルプを表示 - コードアシスト
    スクリプトの入力補助を行うコードアシスト機能において、使用できる関数の候補と合わせて関数の利用方法(ヘルプ)を確認できるようにしました。
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