Release Notesリリースノート

RACCOON V1.3.0 リリースノート情報 2015/03/26

トピックス

  1. Excel格納処理のサポート - シンタックス
    格納フォーマットとしてExcelをサポートしました。
    行方向や列方向の繰り返しに加え、あらかじめレイアウトや書式を設定したテンプレートファイルを使用した出力にも対応しています。
  2. Transfer Engine常駐化機能のサポート - 常駐化機能
    Transfer Engineを常駐化させることが可能になりました。
    あらかじめ変換エンジンをメモリ上に常駐させておくことで、変換実行時のJavaVMの起動にかかるオーバーヘッドを軽減することができます。
    又、変換実行の定義内容をメモリ上にキャッシュすることが可能となり、同じ変換定義を使用した場合の変換時間を短縮することができます。
  3. 新たな文字コードをサポート - 文字コード
    以下の文字コードが変換可能になりました。
    • UNISYS漢字(LETS-J)
  4. オンラインヘルプのサポート - Developer Studio
    Developer Studioにオンラインヘルプ機能を追加しました。変換定義を作成中に「開発リファレンスマニュアル」を容易に閲覧、検索できます。

新機能

  1. Excel抽出処理の機能追加 - シンタックス
    行方向の繰り返し(行テーブル)に加え、列方向の繰り返し(列テーブル)に対応しました。
    また、二次元テーブル(マトリックス型)にも対応し、より複雑なレイアウトも扱うことが可能となりました。
    当機能追加にともない、Excelインポート機能も同時に強化されました。
  2. Excel格納処理のサポート - シンタックス
    格納フォーマットとしてExcelをサポートしました。
    行方向や列方向の繰り返しに加え、あらかじめレイアウトや書式を設定したテンプレートファイルを使用した出力にも対応しています。
  3. Transfer Engine常駐化機能のサポート - 常駐化機能
    Transfer Engineを常駐化させることが可能になりました。
    あらかじめ変換エンジンをメモリ上に常駐させておくことで、変換実行時のJavaVMの起動にかかるオーバーヘッドを軽減することができます。
    又、変換実行の定義内容をメモリ上にキャッシュすることが可能となり、同じ変換定義を使用した場合は、変換開始までの時間を短縮することができます。
  4. 新たな文字コードをサポート - 文字コード
    以下の文字コードが変換可能になりました。
    • UNISYS漢字(LETS-J)
  5. LL付きレコードの抽出/格納処理機能の追加 - シンタックス
    レコードの先頭にレコード長が付加されているフォーマットの抽出および格納が可能になりました。
    対象のフォーマット
    • 指定区切り子
    • 固定バイト長
    • 固定文字長
  6. Transfer Engine動作環境 - 新たなJava VMをサポート
    以下の環境が使用可能になりました。
    • Oracle Java (JDK/JRE) 1.8.0 (32bit/64bit)
  7. 新たなデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • Microsoft SQL Server 2014
  8. 新たなデータベースのデータ型をサポート
    • データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースでUnicode文字列データ型をサポートしました。
    • Oracle Database
      • NCHAR
      • NVARCHAR2
    • Microsoft SQL Server
      • NCHAR
      • NVARCHAR
      • NTEXT
  9. 定義位置を利用した自動マッピング機能のサポート - マッピング設定
    マッピング設定画面において、定義位置を利用して自動マッピングする機能を追加しました。対応付けられたグループノード配下の、同じ定義位置のデータノード同士を自動的に対応付けできます。
  10. 出力対象のフィルタリング機能のサポート - ナビゲーター/共有ビュー
    ナビゲーター、共有ビューから実行できる以下の機能に、出力対象のフィルタリング機能を追加しました。
    • ナビゲーター
      • エクスポート(プロジェクト/変換定義/ファイル)
      • 変換定義ドキュメント出力
      • 編成
    • 共有ビュー
      • 部品エクスポート
      • 変換定義ドキュメント出力
    指定された条件に基づいてフィルタリングを行い、条件に合致する要素だけを出力対象として選択画面に表示できます。
  11. ノードパス取得機能のサポート - サプライヤー定義
    サプライヤー定義画面において、データ構造上から任意要素のノードパスを取得する機能を追加しました。取得したノードパスは、グループノードのフィルタリング機能など、スクリプトにノードパスを指定する機能で利用できます。
  12. オンラインヘルプのサポート - Developer Studio
    Developer Studioにオンラインヘルプ機能を追加しました。変換定義を作成中に「開発リファレンスマニュアル」を容易に閲覧、検索できます。
  13. データ構造のドリルダウン機能のサポート - マッピング設定/特殊処理設定
    マッピング設定画面、特殊処理設定画面において、任意のグループノード配下のデータ構造のみを表示するドリルダウン機能を追加しました。本機能を利用することで、複雑なデータ構造のマッピング操作がより簡単に実行できます。
  14. ファイル、フォルダーをドロップしてパスを挿入する機能 - Developer Studio
    Developer Studioにおいて、Windowsファイルシステムのパスを設定するテキストフィールド全般に、 ファイルまたはフォルダーをドロップすることでパスを自動挿入する機能を追加しました。

機能改善

  1. 抽出レコード件数および格納レコード件数を変換レポートに追加 - 変換レポート
    抽出処理で解析したレコード件数および格納処理で出力したレコード件数を変換レポートの出力項目に追加しました。
    対象のフォーマット
    • 指定区切り子
    • 固定バイト長
    • 固定文字長
    • データベース(抽出レコード件数)
  2. 条件による値の検証の振る舞い変更 - 外部データ型
    値の状態が「空」もしくは「NULL」の場合、条件による値の検証を実行せず、常にTRUEとしていましたが、必須制約が無効の場合には、値の状態が「空」もしくは「NULL」の場合も条件による値の検証を実行するように変更しました。
    なお、コンスタント値による値の検証の振る舞いに変更はありません。
    当変更にともない、識別子に設定されている項目に対しても必須制約を無効とすることを可能としました。
  3. インデックス挿入位置の指定を追加 - 格納先切替え
    格納先切り替え時に付加するインデックスの挿入位置を指定することが可能となりました。
    拡張子の前またはファイル名の最後を選択することができます。
  4. 編成、変換定義ドキュメント出力の実行単位の変更 - ナビゲーター
    ナビゲーターにおいて、プロジェクトまたはフォルダーを選択した状態でも、編成機能、変換定義ドキュメント出力機能を実行できるようにしました。この改善により、選択位置配下に属する変換定義をまとめて処理できます。
  5. 定義の保存時にメモリ不足が発生した場合の動作を変更 - 変換定義/部品
    編集した変換定義または部品を保存するタイミングでメモリ不足が発生した場合、これまでは予期せぬエラーとしていましたが、保存処理を破棄して編集作業が継続できるように変更しました。
  6. 値が数値/日付型のセルを文字列型として取得可能に動作を変更 - Excel抽出
    値が数値または日付のセルを、文字列型(基本文字列型/漢字文字列型)として取得した場合にエラーとしていましたが、文字列として取得するように変更しました。
  7. 実数型の固定小数点書式の解釈を変更 - 外部データ型
    固定小数点の小数部桁数を表す書式に # を利用している場合は省略可能なゼロを表していましたが、 # を利用しても必須の桁数を表す書式とするように変更しました。
  8. Developer Studioに同梱されるJava(JRE)の変更 - JRE
    Developer Studioに同梱されるJREを1.7.0_76に変更しました。
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