Release Notesリリースノート

ACMS B2B V5.4.0 リリースノート情報 2022/04/08

トピックス

  1. メールサービスとの認証方式として新たにOAuth 2.0をサポートしました。これにより、より安全な認証方式でメールサービスをご利用頂けるようになります。
  2. SMTPによるメール送信においてサーバとの通信を暗号化する方式として新たにSTARTTLSをサポートしました。
  3. 新たに以下のOSをサポートしました。
    • IBM i7.4
  4. 新たに以下のデータベースをサポートしました。
    • IBM Db2 for i 7.4
    • EDB 9.6 / 10 / 11 / 12 / 13

新機能

  1. メールEDI - OAuth 2.0認証方式をサポート
    メールEDIで利用する認証方式について、OAuth 2.0をサポートしました。
    利用可能なプロトコルは以下の通りです。
    • SMTPクライアント
    • POP3クライアント
    これにより、ユーザ登録コマンド(usimnt)で照会を実行すると、プロトコル「SME」では以下の項目が追加されています。
    • oauth2_type (POP3ユーザ)
    • pop3_authentication_info_group_id (POP3ユーザ)
    • pop3_authentication_info_id (POP3ユーザ)
    • pop3_oauth2_auth_message_send_line (POP3ユーザ)
    • smtp_authentication_info_group_id (ユーザ / POP3ユーザ)
    • smtp_authentication_info_id (ユーザ / POP3ユーザ)
  2. メールEDI - 通信暗号化方式としてSTARTTLSをサポート
    SMTPによるメール送信において、サーバとの通信を暗号化する方式であるSTARTTLSをサポートしました。
    • SMTPクライアント
  3. メール通知 - OAuth 2.0認証方式をサポート
    メール通知で利用するSMTPプロトコルの認証方式について、OAuth 2.0をサポートしました。OAuth2.0認証方式を利用時はSSL接続も利用可能になりました。
  4. メール通知 - 通信暗号化方式としてSTARTTLSをサポート
    メール通知において、サーバとの通信を暗号化する方式であるSTARTTLSをサポートしました。
  5. OS - 新たなOSをサポート
    以下のOSに対応しました。
    • IBM i7.4
  6. データベース - 新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • IBM Db2 for i 7.4
    • EDB 9.6 / 10 / 11 / 12 / 13
    ※ Open source database supported by EDB のみをサポートします。
  7. Any変換 - 新たなデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • IBM Db2 for i 7.4
    • MySQL 8.0
    • PostgreSQL 13
    • EDB 9.6 / 10 / 11 / 12 / 13
      [注] PostgreSQL(Open source database supported by EDB)のみサポートします

機能改善

  1. 運用機能 - セキュリティ強化
    以下の処理において、脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました。
    • 登録/更新/照会画面
  2. deTradeII - HTTPのCSP(Content-Security-Policy)レスポンスヘッダーに対応
    より強固なセキュリティを目的として、CSP(Content-Security-Policy)レスポンスヘッダーに対応しました。これにより、以下要素に対する制御が行われても動作するようになりました。また、Internet ExplorerはInternet Explorer 11のみ利用可能となります。
    • <style>要素
    • <script>要素
    • インラインイベントハンドラー
  3. Any変換 - Oracleデータベース接続時のデータ取得方法の見直し - データベース検索
    ユーザー定義関数で発生した例外を検出し、エラーとして停止するようになりました。
    ユーザー定義関数内で例外処理が行われない場合に有効となります。
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