Release Notesリリースノート

ACMS B2B V5.1.0 リリースノート情報 2019/07/03

トピックス

  1. 新たに以下のデータベースをサポートしました。
    • Oracle Database 18c
    • Microsoft SQL Server 2016 SP2
    • Microsoft SQL Server 2014 SP3
    • IBM Db2 11.1
    • PostgreSQL 11
  2. 新たに以下のWeb Application Serverをサポートしました。
    • Tomcat 9.0

新機能

  1. IBM MQ - 新たなバージョンをサポート
    以下のIBM MQが使用可能になりました。
    • IBM MQ V9.0 / V9.1
  2. データベース - 新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • Oracle Database 18c
    • Microsoft SQL Server 2016 SP2
    • Microsoft SQL Server 2014 SP3
    • IBM Db2 11.1
    • PostgreSQL 11
    * PostgreSQL 11はWindows環境をサポートしました。
     詳細は以下を参照してください。
     [DVD-ROM]/UTF8/readme_jp.txt
  3. DBアクセスサーバ - 新たなJDBCドライバをサポート
    以下のJDBCドライバが使用可能になりました。
    • Microsoft JDBC Driver 7.2 for SQL Server
    • Microsoft JDBC Driver 7.0 for SQL Server
    • Microsoft JDBC Driver 6.4 for SQL Server
  4. Web Application Server - 新たなWeb Application Serverをサポート
    以下のWeb Application Serverが使用可能になりました。
    • Tomcat 9.0
  5. Any変換 - 新たなデータベースをサポート - データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • Microsoft SQL Server 2014 SP3
    • Microsoft SQL Server 2016 SP2
    • Oracle Database 18c
    • IBM Db2 11.1
    • PostgreSQL 11

機能改善

  1. SFTPクライアント - 新たな鍵交換アルゴリズムをサポート
    以下の鍵交換アルゴリズムが利用可能になりました。
    • diffie-hellman-group-exchange-sha256
    * 鍵交換時に希望する鍵長は2048となります。
  2. SFTPクライアント - アルゴリズムの優先度の改善
    セキュリティ強化に伴い、鍵交換アルゴリズムと暗号化アルゴリズムの優先度の既定値の見直しを行いました。
  3. SFTPクライアント - 鍵交換アルゴリズムのセキュリティ強化
    以下の鍵交換アルゴリズムの脆弱性に対応しました。
    • diffie-hellman-group-exchange-sha1
  4. SFTPクライアント - JSchのリビジョンアップ
    上記のSFTPクライアント手順における機能改善にともない、SSHライブラリ「JSch」のリビジョンアップを行いました。
    これにより、外部ライブラリが以下に変更となります。
    • jsch-0.1.49.jar -> jsch-0.1.55.jar

    * ACMSのバージョンアップ時にはCLASSPATHの変更が必要となります。
     詳細はUpgradeGuide [2.1.3.ACMSサーバの環境設定]を参照してください。
     設定に関する詳細はAdditionalGuide [2.8.1.事前設定]を参照してください。
  5. SFTPクライアント - サーバとの暗号化アルゴリズムの差異の改善
    SFTPサーバ手順でのみ利用可能であった以下の暗号化アルゴリズムをSFTPクライアント手順でも利用可能になりました。
    • 3des-ctr
  6. 運用機能 - セキュリティ強化
    以下の処理において、脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました。
    • CPAファイルアップロード
  7. カレンダ - 国民の祝日をファイルに定義
    祝日法の改正に柔軟に対応するために、国民の祝日に関する情報をファイルに定義するようになりました。これにともない、以下の各国民の祝日にも対応しました。
    • 2019年 4月30日 (国民の祝日)
    • 2019年 5月 1日 (天皇の即位の日、国民の祝日)
    • 2019年 5月 2日 (国民の祝日)
    • 2019年10月22日 (即位礼正殿の儀、国民の祝日)
    • 2020年 7月23日 (海の日、7月の第3月曜日:7月15日からの移動)
    • 2020年 7月24日 (体育の日(スポーツの日)、10月の第2月曜日:10月14日から移動)
    • 2020年 8月10日 (山の日、8月11日からの移動)
    • 2020年 2月23日 (天皇誕生日、12月23日から移動)
    本定義ファイルには、acms.propertiesの以下の各エントリを使用して参照します。
    • holiday.file_host
    • holiday.file_name
    * 本機能に関する詳細はOperationGuide [B-1.ACMSプロパティ情報]を参照してください。
  8. カレンダ - 振替休日の対応
    2007年より祝日法の改正が施行されたことにより変更された振替休日の扱いについて、国民の祝日が日曜日に当たるとき、その日の後の最も近い平日を休日とするように対応しました。
  9. JOB定義アプレット - JREのリビジョンアップ
    JOB定義アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを「Oracle JRE 8 Update 202」に変更しました。
  10. ZEDI連携 - 業務情報の「登録APトランザクションID」を表示専用項目に改善
    ZEDI連携機能において、第1シーケンスと第2シーケンスの関連づけを確実なものにするため、業務情報の「登録APトランザクションID」を表示専用項目に改善しました。
  11. deTradeII - アプレットを利用しないダウンロードに自動完了機能を追加
    アプレットを利用しないダウンロードを行った際に、自動で完了通知を行う機能を追加しました。
    * 本機能はダウンロードのファイル正常送達を保証するものではありません。
  12. deTradeII - アプレットを利用しない場合の受信タイマー値を追加
    アプレットを利用しない場合において、受信開始から受信完了ボタンを押下するまでの経過時間をタイマー監視できるようになりました。
    タイマーに設定した時間が経過しても受信完了ボタンが押下されない場合、セッションタイムアウトとなりセッションが破棄されます。

    本機能を使用する場合、acms.propertiesに以下のエントリを設定してください。
    • dtm.filetransfer_complete_timer=(分)
    * エントリを反映させるには、ACMSの再起動が必要になります。
     尚、deTradeIIクライアント(WAS)の再起動については必要ありません。
  13. deTradeII - アプレットを利用しない場合のセッション継続処理の改善
    アプレットを利用しない場合において、ダウンロード開始から受信完了ボタンを押下するまでの間に、deTrade管理(DTM)の再起動などによりWASからサーバーエラーコードが返された場合、それ以降はセッション継続処理を実行しないようにする改善を行いました。
  14. deTradeII - 運用画面操作時のセッションID発行処理の改善
    より強固なセキュリティを目的として、運用画面操作時のセッションID発行処理を改善しました。
  15. deTradeII - JREのリビジョンアップ
    送受信アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを、「Oracle JRE 8 Update 202」に変更しました。
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