Release Notesリリースノート
ACMS B2B V5.0.0 リリースノート情報 2018/08/31
トピックス
- 新たに全銀EDIシステム(ZEDI)との連携機能(ZEDI連携機能)をサポートしました。
- 新たに2ノードモデルを追加しました。
- 新たに以下のデータベースをサポートしました。
- Microsoft SQL Server 2017 on Linux
- Microsoft SQL Server 2012 SP4
- PostgreSQL 10
- Symfoware Server 12.2 / 12.3
- IBM Db2 for i 7.3
- 新たに以下のWeb Application Serverをサポートしました。
- IBM WebSphere Application Server 9.0
- WebLogic Server 12c (12.2)
新機能
- ZEDI連携機能 - 全銀EDIシステム(ZEDI)との連携機能(ZEDI連携機能)の追加
ZEDIとの連携のため、以下の機能に対応しました。
- XML電文作成・変換機能
- 業務管理
- クライアント証明書管理
XML電文の作成・変換機能は「RACCOON for ZEDI」を使用し、以下の業務のXMLファイルの作成・変換を行います。
- 総合振込(pain.001 / pain.002)
- 振込入金通知(camt.054)
- 入出金取引明細(camt.052)
業務管理は仕向銀行毎の業務について以下の定義情報を管理し、ZEDI連携ステータスの制御を行います。
- 金融機関情報
- 業務情報
- ZEDI連携ステータス管理
上記の金融機関情報および業務情報により、ZEDIとのXMLファイル伝送時に、金融機関の業務毎の排他制御およびサイクル管理、BAH(ビジネス・アプリケーション・ヘッダ)の作成および解析を行います。
また、金融機関の業務毎のZEDI連携(依頼処理/結果処理)のステータス管理を行います。
※XMLファイル伝送にJX手順を使用するため、「JX手順クライアント」が必要です。
クライアント証明書管理は、以下の処理に対応しています。
証明書の発行および更新処理は、ZEDIに対しHTTPS通信で依頼を行い、クライアント証明書を取得します。
- オプション - 2ノードモデルの追加
B2Bに2ノードモデルを追加しました。これにより、B2Bにおいても通信サーバのみ分散システムとして稼働することが可能になりました。
※ 本設定に関する詳細はInstallationGuide [第3章 ACMSインストール作業]を参照してください。
- データベース - 新たなデータベースをサポート
以下のデータベースが使用可能になりました。
- Microsoft SQL Server 2017 on Linux
- Microsoft SQL Server 2012 SP4
- PostgreSQL 10
- Symfoware Server 12.2 / 12.3
- IBM Db2 for i 7.3
- DBアクセスサーバ - 新たなJDBCドライバをサポート
以下のJDBCドライバが使用可能になりました。
- Microsoft JDBC Driver 6.2 for SQL Server
- Web Application Server - 新たなWeb Application Serverをサポート
以下のWeb Application Serverが使用可能になりました。
- IBM WebSphere Application Server 9.0
- WebLogic Server 12c (12.2)
- ANY変換 - 新たなデータベースをサポート : データベースフォーマット/データベース検索
以下のデータベースへの接続が可能になりました。
- Microsoft SQL Server 2017
- Microsoft SQL Server 2012 SP4
- Oracle 12.2.0
- PostgreSQL 10
- Symfoware Server 12.3.0
- IBM Db2 for i 7.3
機能改善
- HTTP手順で送受信トランザクション情報更新障害が発生する問題
Content-Typeの後方空白を消去しても256バイトを超えており、送受信トランザクション情報更新障害が発生してしまった場合に、Content-Typeの内容が分かるように稼動記録を改善しました。
- HTTP手順発呼時送受信トランザクション情報更新障害:11084005
- HTTP手順着呼時送受信トランザクション情報更新障害:11084016
[発生条件]
本問題は、以下の条件がすべて揃った場合に発生します。
- 以下のいずれかの通信機能
- ebXML MS(流通BMS)
- ebXML MS(NACCS)
- ebXML MS 3.0(JEITA)
- Content-Typeが256バイトを超えるメッセージを受信
- 送受信トランザクション情報更新障害が発生
- JOB定義アプレット - JREのリビジョンアップ
JOB定義アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを「JRE 8 Update 181」に変更しました。
- deTradeII - JREのリビジョンアップ
送受信アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを、「JRE 8 Update 181」に変更しました。