Release Notesリリースノート
ACMS Apex V1.10_p10 リリースノート情報 2026/07/31
トピックス
- 新たなOSをサポート
マスターノード、オルタネートノード、スレーブノードの稼働環境として、以下のOSが使用可能になりました。
- Red Hat Enterprise Linux 10.x
- Windows Server 2025
新機能
- 新たなOSをサポート
マスターノード、オルタネートノード、スレーブノードの稼働環境として、以下のOSが使用可能になりました。
- Red Hat Enterprise Linux 10.x
- Windows Server 2025
- 新たなJDKをサポート
以下のJDKが使用可能になりました。
- Amazon Corretto OpenJDK 21
- 新たなデータベースをサポート
以下のデータベースが使用可能になりました。
- deTradeII for Apex - 新たなWeb Application Serverをサポート
deTradeIIクライアントで利用するWeb Application Serverとして、以下が使用可能になりました。
機能改善
[パーシステンス]
- ACMS Apex間連携未使用時のDB接続処理改善
ACMS Apex間連携を使用していない環境において、DBアクセス時の接続処理を改善しました。
接続管理方式を見直し、処理を効率化しました。
[通信共通]
- 発信時に利用するTLSバージョン指定機能の追加
SSL/TLS のクライアント通信において、TLS バージョンを指定するプロパティを追加しました。
対象の手順は以下の通りです。
- 全銀TCP/IP手順
- HTTP
- JX手順クライアント
- AS2
- ebXML MS 2.0
- ebXML MS 3.0 (JEITA)クライアント
- RosettaNet1.1
- RosettaNet2.0
- BACREX手順
- メールEDI
以下のプロパティで指定が可能です。
- 全銀TCP : comm.zen.client.secure.protocols
- メールEDI : comm.mail.edi.client.secure.protocols
- HTTP系手順 : comm.http.client.secure.protocols
ACMS Apexプロパティが設定されている場合はACMS Apexの指定が優先され、未設定時は従来どおりJavaの標準動作が適用されます。
[FTP]
- FTPクライアントにおける応答コード判定の改善
FTPクライアントにおいて、接続性向上およびACMS B2Bとの互換性の強化を目的として、対象コマンドの応答チェックの判定ロジックを改善しました。
従来はRFC 959に基づく特定の応答コードのみを正常応答として扱っていました。
今回の改善により、成功応答として「2yz」(Positive Completion reply)、中間成功応答として「3yz」(Positive Intermediate reply)を受信した場合でも、正常応答として扱うよう拡張しました。
[対象コマンド(従来の許容応答コード)]
- 「2yz」を正常として扱う
- Connection Establishment(220), PASS(230), CWD(250), TYPE(200), RNTO(250), DELE(250), QUIT(221), PORT(200), PASV(227), EPRT(200), EPSV(229)
- 「2yz」または「3yz」を正常として扱う
- 「3yz」を正常として扱う
[deTradeII for Apex][ログ出力]
- Apache Log4j のバージョンアップ
ログ出力ライブラリ Apache Log4j をv1系からv2系にバージョンアップしました。
[対象]
[注意事項(対象「ログ出力」のみ)]
ローテーションタイミングに「午前/午後」を指定している場合、以下の特殊な状況下で、ログ出力のファイルローテート挙動が従来と異なることがあります。
- OS時刻を変更した場合、0時、12時以外の時間でローテーションすることがある
- ローテーションタイミング時点でACMS Apexあるいはログ出力ロープが停止していた場合、次のローテーションタイミングまでローテートされない
以下のプロパティにより、従来の挙動に戻すことができます。
ただし、当該プロパティ指定時はファイル名に「HH(時刻)」が追加されます。
- logoutput.per_half_day_time_based
[deTradeII for Apex]
- 再受信トランザクション一覧画面の表示内容の改善
再受信トランザクション一覧画面において、ファイルIDとファイル名を明確に区別できるよう改善しました。
表示仕様を受信/送信トランザクション一覧画面に合わせ、新たに「ファイルID」列(論理ファイル名)を追加しました。
また、従来の「ファイル名」列には、論理ファイルの注釈(DTC用ファイル名)を表示します。
[PKI]
- キー使用法および拡張キー使用法の表示機能の追加
ACMS Apexに登録されているキーペアおよび証明書について、詳細画面から以下の情報を確認できるよう対応しました。
- キー使用法(Key Usage)
- 拡張キー使用法(Extended Key Usage)
- Critical
これにより、証明書ファイルをエクスポートして外部ツールで確認することなく、ACMS Apexの画面上で証明書の使用法を把握することが可能となります。
※本機能は証明書に設定されている情報を表示するものであり、使用法の適否判定や警告表示を行うものではありません。
証明書の使用法に関するチェックは、従来どおり通信処理実行時に行われます。
対象は以下の通りです。
- キーペア(証明書形式:PKCS#12)
- 末端証明書(証明書形式:X.509)
- 認証局証明書
[RACCOONアプリケーション]
- データハンドリング機能のRACCOONバージョンの更新
データハンドリング機能 RACCOON の変換エンジンとして、ACMS Apex に同梱している RACCOON を以下のバージョンに更新しました。
RACCOON V2.8.1 の変更点については、ACMS Apex に同梱されている「RACCOON リリースノート」をご覧ください。
[Web APIクライアント]
- テストモード用のSSL/TLS設定の追加
Web APIリクエストおよびOAuth 2.0のトークンリクエストのテストモードにおいて、SSL/TLSに関する設定が可能になりました。
テストモードでは、以下の設定を個別に指定できます。
- 認証局グループの指定
テストモードのサーバー認証で使用する認証局グループを指定できます。
- apl.http.client.testmode.trust.cagroup
- http.oauth.server.testmode.trust.cagroup
- セキュアプロトコルの指定
テストモードで有効にするTLSバージョンを指定できます。
※カンマ区切りで複数指定可能
- apl.http.client.testmode.secure.protocols
- http.oauth.server.testmode.secure.protocols
- マスター設定の参照制御
上記プロパティ未指定時に、マスター設定を参照するかどうかを制御できます。
- apl.http.client.testmode.ref.entity
- http.oauth.server.testmode.ref.entity
[パラメーター変換アプリケーション]
- パラメーター変換条件のDB管理機能の追加
パラメーター変換の変換条件はファイルで指定する必要がありましたが、出力条件および出力パラメーターをDBでも管理できるように対応しました。
従来通りパラメーター変換条件定義ファイルを利用することも可能であり、利用方法はアプリケーション単位で選択できます。
DBで管理する場合は、Web運用画面/コマンドからパラメーター変換条件をメンテナンスできます。
[クリーンアップ]
- GSPクリーンアップ条件の改善
GSPのクリーンアップ条件を改善しました。
不要となったGSPが、有効期限の経過を待たずに削除されるようになります。
[Web運用画面]
- Strict-Transport-Security(HSTS)およびCookieのSameSite属性に対応
強固なセキュリティを目的として、以下の機能に対応しました。
- HTTPSレスポンスにStrict-Transport-Security(HSTS)レスポンスヘッダーを追加
対応ブラウザにおいてHTTPアクセス時のHTTPS強制が可能となります。
プロパティ「security.strict-transport-security.value」で設定が可能です。
- セッションCookieにSameSite属性を追加
クロスサイトリクエスト時のCookie送信を制御できます。
プロパティ「security.samesite.value」で設定が可能です。
[ISO20022外国送金機能]
- ISO20022対応外国送金オプションのRACCOON for ISO20022の変更
ISO20022外国送金機能として、以下のRACCOON for ISO20022が使用可能になりました。
- RACCOON for ISO20022 V2.8.1
これに伴い、ISO20022対応外国送金オプションに同梱するRACCOON for ISO20022を上記のバージョンに変更しました。
[移行ツール]
- 変換定義情報の移行先を選択する機能を追加
パラメーター変換条件のDB管理機能の追加に伴い、ACMS B2B/ACMS E2Xの変換定義情報の移行先を選択できる機能を追加しました。
プロパティ「transition.converter_info.to_entity」で移行先を選択できます。
- true: パラメーター変換条件
- false: パラメーター変換条件定義ファイル(デフォルト)