Release Notesリリースノート

ACMS Apex V1.6 リリースノート情報 2022/03/31

トピックス

  1. アドバンスト・エディションを追加
    アドバンスト・エディションを追加しました。
  2. deTradeII for Apex - 二段階認証によるログインをサポート
    取引先運用画面のログインにおいて二段階認証方式をサポートしました。
  3. ロード - 同期ロード機能の追加
    ロードコマンド、ロードAPIにおいて、対象処理が終了するまで応答を待機する同期機能を追加しました。

新機能

  1. deTradeII for Apex - 二段階認証によるログインをサポート
    取引先運用画面のログインの際、パスワードに加えてワンタイムパスワードによる二段階認証がご利用いただけるようになりました。
  2. OAuth 2.0認証方式 - JSON Web Token(JWT)Assertionによる認可フローをサポート
    OAuth 2.0の以下の認可フローに対応しました。
    • JWTアサーションフロー(JWT Assertion grant flow)
  3. ロード - 同期ロード機能の追加
    ロードコマンド、ロードAPIにおいて、ターゲット処理が終了するまで応答を待機する同期機能を追加しました。
    ターゲットタスクが指定されたステータスに遷移するまで応答を待機し、ロードの応答でターゲット処理の処理結果を確認できるようになりました。
  4. Web運用画面で新たなブラウザをサポート
    Web運用画面のブラウザとして以下のブラウザが使用可能になりました。
    • Microsoft Edge(Chromium)
      ※ Internet Explorer(IE)モードでの動作はサポート対象外
  5. 新たなJDKをサポート
    以下のJDKが使用可能になりました。
    • FUJITSU Software Interstage Application Server V13 同梱JDK
  6. 新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • PostgreSQL 13
    • FUJITSU Software Enterprise Postgres 13

機能改善

[全般]

  1. Apex間通信におけるSSL/TLS証明書の鍵長設定を追加
    Apex間通信の暗号化時にSSL/TLS証明書の鍵長を設定することが可能となりました。
    プロパティ「dispatcher.session.ssl.cert.key.size」で変更が可能です。

[オーダーマネージャー]

  1. オーダーマネージャー起動処理を改善
    タスクが大量に存在する場合において、オーダーマネージャー起動からタスクの処理開始までに要する時間を短縮しました。

[FTP]

  1. FTPサーバーでOPTS UTF8 ONコマンドをサポート
    Windows10 およびWindows Server 2016のFTPコマンドを利用した場合に自動発行される「OPTS UTF8 ON」コマンドをサポートしました。

[deTrade for Apex]

  1. HTTPのCSP(Content-Security-Policy)レスポンスヘッダーに対応
    より強固なセキュリティを目的として、CSP(Content-Security-Policy)レスポンスヘッダーに対応しました。これにより、以下要素に対する制御が行われても動作するようになりました。本対応によりInternet ExplorerはInternet Explorer 11のみサポート対象となります。
    • <style>要素
    • <script>要素
    • インラインイベントハンドラー

[フロー]

  1. フロー実行時のポート処理をフロー単位に行える機能を追加
    フロー実行時のアプリケーションポート処理単位をアプリケーション、フローから選択できるようになりました。
    フローを選択した場合には、1回のアプリケーションポート実行でフロー内の全ジョブを処理します。フロー処理の並列度を1にすることで、フロータスクをシリアルに処理できるようになります。

[ローカルマージ]

  1. ローカルマージの締め判定タイミングを改善
    これまではフロー内に実行可能なタスクが無くなるまで、ローカルマージの締め判定(分割データ待ち)が行われませんでしたが、より早いタイミングで締め判定が行われるように改善しました。
    本改善により、ローカルマージに到達する可能性があるタスクが無くなった時点でローカルマージの締め処理(分割データ待ち)を行います。

[RACCOONアプリケーション]

  1. データハンドリング機能の RACCOON バージョンを更新
    データハンドリング機能 RACCOON の変換エンジンとして ACMS Apex に同梱している RACCOON を以下のバージョンに更新しました。
    • RACCOON V2.4.0

    RACCOON V2.4.0 の変更点については、ACMS Apex に同梱されている「RACCOON リリースノート」をご覧ください。

[Any変換アプリケーション]

  1. Any変換アプリケーションの AnyTran バージョンを更新
    Any変換アプリケーションの変換エンジンとして ACMS Apex に同梱しているAnyTran を以下のバージョンに更新しました。
    • AnyTran V6.7.0

    AnyTran V6.7.0 の変更点については、ACMS Apex に同梱されている「AnyTran リリースノート」をご覧ください。

[ヘッダーレコード分割/データレコード分割/CIIデータ分割アプリケーション]

  1. 入力ファイルなしまたは0byteファイル入力時のACMS B2B/ACMS E2Xとの互換性改善
    ヘッダーレコード分割/データレコード分割/CIIデータ分割アプリケーションにおいて、入力ファイルなしまたは0byteファイル入力時の挙動をACMS B2B/ACMS E2X と合わせることが可能となりました。
    プロパティ「apl.splitter.b2b.zeroornofileoperation」でACMS B2B/ACMS E2Xの挙動と合わせることが可能です。
    ※移行ツールで移行した定義には上記プロパティが指定されるようになります。

[クリーンアップ]

  1. トップフロータスク単位にタスクを分割削除するモードを追加
    クリーンアップがタスクを削除する際の新モードとして、一連の業務処理実行により連鎖しているタスクの最後方からトップフロータスク単位でタスクを削除するトップフロー単位分割削除機能を追加しました。
    トップフロー単位分割削除は連鎖しているタスク数が増えるほど、全タスクを一括削除する既存の削除方法よりも処理速度向上が望めますが、最後方から削除するため、削除中は新しい証跡から徐々に消えることになります。
    デフォルト挙動は既存の一括削除になります。

[デバッグログ]

  1. デバッグログの最大バックアップファイル数をノード単位に指定する機能を追加
    ノード単位にデバッグログの最大バックアップファイル数を指定することが可能になりました。
    プロパティ「debug.maxallfiles」で変更が可能です。

[ZEDI連携機能]

  1. ZEDI連携オプションの RACCOON for ZEDI バージョンを更新
    ZEDI連携オプションに同梱している RACCOON for ZEDI を以下のバージョンに更新しました。
    • RACCOON for ZEDI V2.4.0

    RACCOON for ZEDI V2.4.0の変更点については、ZEDI連携オプションに同梱されている「ZEDI連携オプション for ACMS Apex リリースノート」をご覧ください。
    なお、本バージョンのZEDI連携機能では、V1.8.0 以降の RACCOON for ZEDI をご利用いただけます。
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