Release Notesリリースノート

ACMS Apex V1.3_p10 リリースノート情報 2019/04/26

トピックス

  1. 同梱する国民の祝日ファイルを2019年版に変更
    2019年の国民の祝日の変更に併せて、同梱する国民の祝日ファイルを変更しました。
    置き換え方法につきましては、Webサイトに記載の案内「天皇の即位・東京五輪開催・天皇誕生日に関わる休日変更のお願い」(2019年4月現在)を参照してください。
    https://www.dal.co.jp/information/info_20190228_2.html
  2. ebXML MS 2.0 - ビジネスアクション(BPSS-BT)レイヤをサポート
    ebXML MS 2.0でビジネスアクション(BPSS-BT)が利用可能になりました。
    これにより、NACCSセンター国際連携システムとの連携が可能になります。
  3. HTTP - HTTP機能の追加
    HTTPプロトコルでの簡易的なファイル転送を行う機能を、ACMS Apexの通信機能としてサポートしました。
  4. apex.sh/batを最新バージョン置き換えの必要性

新機能

  1. ebXML MS 2.0 - ビジネスアクション(BPSS-BT)レイヤをサポート
    ebXML MS 2.0でビジネスアクション(BPSS-BT)が利用可能になりました。
    これにより、NACCSセンター国際連携システムとの連携が可能になります。
  2. HTTP手順 - HTTPクライアント/サーバーとの簡易的な連携をサポート
    HTTP手順をACMS Apexの通信機能として新たに実装しました。これによりHTTPプロトコルを使用して簡易的なHTTPファイル転送を行うことが可能になりました。
    HTTP手順では以下の機能をサポートします。
    • HTTP/1.0, HTTP/1.1による通信
    • SSL/TLSによるHTTPSを利用した通信
    • データを含むPOSTリクエストによるメッセージの送受信
  3. 新たなOSをサポート
    マスターノード、オルタネートノード、スレーブノードの稼働環境として以下のOSが使用可能になりました。
    • マスターノード
      • HPE HP-UX
      • Amazon Linux 2
    • オルタネートノード
      • HPE HP-UX
      • SPARC Solaris(SPARC)
      • Amazon Linux 2
    • スレーブノード
      • Amazon Linux 2
  4. 新たなJDBCドライバをサポート
    以下のJDBCドライバが使用可能になりました。
    • Microsoft JDBC Driver 7.0
  5. 新たなJDKをサポート
    以下のJDKが使用可能になりました。
    • Red Hat OpenJDK 8(*)
    • Amazon Corretto 8
    • Azul Systems Zulu Enterprise
    (*)Red Hat Enterprise Linuxでの利用に限ります。

機能改善

[全般]

  1. IPアドレスのフォーマットチェック強化
    以下の項目について、IPv6アドレス形式で入力された場合のフォーマットチェックを強化しました。
    • 発信ポイント
      • bindするIPアドレス
    • 着信リスナー
      • bindするIPアドレス
      • ログフィルターの対象アドレス
    • BSC制御装置コントローラー
      • bindするIPアドレス
    • JAWS
      • bindするIPアドレス

[FTP]

  1. FTPで利用する着信リスナー設定のバリデーション改善
    以下のバリデーションエラーメッセージが2行表示されていましたが、先に検出したエラーメッセージを1件のみ表示するようにしました。
    バリデーションは以下の順序で行われます。
    • ポートの終了番号がポート利用可能範囲内(1~65535)であるか
    • ポートの開始番号よりもポートの終了番号が大きいか

[deTrade for Apex]

  1. セキュリティポリシー - パスワード長(文字数)指定可能範囲の改善
    セキュリティポリシー - パスワード長(文字数)の指定可能範囲に、無効な範囲が指定可能であったため、有効な範囲のみ指定可能となるよう変更しました。

[コマンド]

  1. グローバルマージポイントのロード機能改善
    Loadコマンドによるグローバルマージポイントのロードで、作成されたエントリータスクのタスクIDをファイルに出力できるようにしました。
  2. Statuschangeコマンドによる再スケジューリングの時間指定方法の改善
    Statuschangeコマンドを用いて予定の再スケジューリングを行う際の時間の指定方法を、これまでの「HH:mm」に加えて、日付を加えた「yyyy-MM-dd HH:mm」形式でも指定できるようにしました。

[ライセンス管理]

  1. 件数を確認する処理の効率を改善
    件数制限のある使用許諾違反の有無を確認する処理の効率を改善しました。

[ZEDI連携機能]

  1. ZEDI連携オプションの RACCOON for ZEDI 変更
    ZEDI連携機能として以下のRACCOON for ZEDIが使用可能になりました。
    これに伴い、ZEDI連携オプションに同梱する RACCOON for ZEDI を変更しました。
    • RACCOON for ZEDI V1.9.0
    なお、本バージョンのZEDI連携機能では、V1.8.0 以降の RACCOON for ZEDI をご利用いただけます。
  2. 業務情報の「第1シーケンスフロータスクID」を表示専用項目に改善
    ZEDI連携機能において、第1シーケンスと第2シーケンスの関連づけを確実なものにするため、業務情報の「第1シーケンスフロータスクID」を表示専用項目に改善しました。
  3. ZEDI連携オプションで使用するサーバー証明書に関する改善
    ZEDI連携機能のJXクライアント手順で使用するサーバー証明書を ZEDI連携オプション for ACMS Apex へ同梱するように改善しました。
    以下のサーバー証明書が同梱されます。
    • BaltimoreCyberTrustRoot.cer
    • DigiCertGlobalRootCA.cer
    • DigiCertHighAssuranceEVRootCA.cer

[移行ツール]

  1. アンロード機能を代替するフローの登録に関する改善
    移行ツールによる移行では、アンロードの代替フロー(ファイル配備アプリ稼働フロー)の登録が必須でしたが、ACMS B2B/ACMS E2Xにてアンロードの運用が行われている(アプリケーションが未指定のファイル情報が存在する)場合に限り、登録確認を行うよう改善しました。
  2. 回線トレース出力設定の移行内容を改善
    移行ツールでは回線トレースの出力有無設定を移行対象外としているため、通信ユーザーの回線トレース設定を「出力しない」で移行していましたが、上位定義による設定変更を容易にするため、当該項目に「上位定義の設定に従う」を指定するよう改善しました。
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