Release Notesリリースノート

ACMS Apex V1.3 リリースノート情報 2018/12/28

トピックス

  1. ZEDI連携機能を実装
    ZEDI対応に必要なXML電文の作成・変換機能と通信プロトコルJX手順、企業認証用のクライアント証明書の取得・更新機能を実装しました。
    これにより、企業のZEDI対応を容易にし、ワンパッケージで金融EDIと商流EDIを統合管理できることから、EDI業務の一層の効率化、運用コストの削減をはかります。
  2. MQアダプタ - MQアダプタ機能の追加
    MQインターフェースを用いてメッセージ交換を行う機能をACMS Apexのアプリケーション機能としてサポートしました。

新機能

  1. ZEDI連携機能 - 全銀EDIシステム(ZEDI)との連携機能(ZEDI連携機能)の追加
    ZEDIとの連携のため、以下の機能に対応しました。
    • XML電文作成・変換機能
      • 総合振込(pain.001 / pain.002)
      • 振込入金通知(camt.054)
      • 入出金取引明細(camt.052)
    • 業務管理
      • 状況照会
      • マスター管理
    • クライアント証明書管理
      • 証明書発行
      • 証明書更新
  2. MQアダプタ - MQアダプタ機能の追加
    MQインターフェースを用いてメッセージ交換を行う機能をACMS Apexのアプリケーション機能としてサポートしました。
    これにより以下のIBM MQとのメッセージ交換が可能になりました。
    • IBM MQ 8.0
    • IBM MQ 9.0
    • IBM MQ 9.1
  3. FTPクライアント - IBM iとの接続をサポート
    接続先として、以下のバージョンのIBM i(旧称i5/OS、OS/400)との通信が可能になりました。
    • IBM i 7.2
    • IBM i 7.3
  4. コマンド - ライセンス管理コマンドの追加
    ライセンス情報の登録や運用状態の照会などを、以下のコマンドから実行できるようになりました。
    • LicenseInfo
  5. コマンド - Import/Export/Update/Deleteコマンドの対象を追加
    Import/Export/Update/Deleteコマンドに以下の対象を追加しました。
    [対象情報]
    • Apex間連携
  6. Amazon RDSの以下のデータベースを新たにサポートしました。
    管理DBとして以下のデータベースが使用可能になりました。
    • Amazon RDS for Oracle
    • Amazon RDS for MySQL
  7. 新たなOSをサポート
    オルタネートノードの稼働環境として以下のOSが使用可能になりました。
    • Microsoft Windows Server
  8. 新たなデータベースをサポート
    管理DBとして以下のデータベースが使用可能になりました。
    • Oracle 12c R2
    • Microsoft SQL Server 2017
  9. Web運用画面で新たなブラウザをサポート
    Web運用画面のブラウザとして以下のブラウザが使用可能になりました。
    • Mozilla Firefox

機能改善

[オーダーマネージャー]

  1. オーダーマネージャーのパフォーマンスを改善
    大量の発信タスクが、通信ポートの開始等で同一時刻に発信可能となる場合のパフォーマンスを改善しました。

[全銀手順]

  1. プロトコル規約違反時の挙動改善
    以下のプロトコル規約に違反に関する挙動の見直しを行いました。
    • 通信相手からプロトコル種別がベーシック手順を指定された
    • 受信した開始要求電文にファイル名補助情報が指定された
    上記条件において、通信タスクの検索条件にファイル名補助情報を使用しないよう改善しました。
  2. [ebXML MS 2.0]

    1. デジタル署名の改善
      デジタル署名を行う際の署名アルゴリズムとハッシュアルゴリズムにSHA-2を利用できるように改善しました。

    [deTradeII for Apex]

    1. アプレットを利用しないダウンロードに自動完了機能を追加
      アプレットを利用しないダウンロードを行った際に、自動で完了通知を行う機能を追加しました。
      * 本機能はダウンロードのファイル正常送達を保証するものではありません。
      プロパティ「comm.detrade.download.autocomplete」で変更が可能です。
    2. deTradeII運用画面操作時のセッションID発行処理の改善
      より強固なセキュリティを目的として、deTradeII運用画面操作時のセッションID発行処理を改善しました。

    [Web運用画面]

    1. メッセージの表示期間を改善
      操作後に告知事項を伝えるメッセージの表示期間をJAWS毎に指定できるよう改善しました。
    2. 状況照会メニュー押下時の挙動を改善
      メニュー押下後の画面表示の際に、デフォルト条件での検索を行うかを選択できるよう改善しました。
    3. JAWS用のプロパティの指定方法を改善
      JAWS用のプロパティを指定する際に、JAWS-IDを指定しなくても認識できるよう改善しました。
      引き続きJAWS-ID付きの指定は有効であり、同名のプロパティの場合はJAWS-ID付きが優先的に採用されます。
    4. DB格納/DB抽出 - 新たなデータベースをサポート
      以下のデータベースへの接続が可能になりました。
      • Microsoft SQL Server 2017
      • Microsoft SQL Server 2016 SP1
      • Microsoft SQL Server 2012 SP4
      • Oracle 12.2.0
      • PostgreSQL 10
      • PostgreSQL 9.6
      • MySQL 5.7
      • Symfoware Server 12.3.0
      • IBM Db2 for i 7.3
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