Release Notesリリースノート

AnyTran V5.7.3 リリースノート情報 2008/06/20

新機能

  1. コード変換ユーティリティ - JISコードの半角仮名エスケープ
    出力側の文字コードがJISコードの場合に、半角仮名エスケープ方式を選択することが可能になりました。

機能改善

  1. HP NonStop Serverでのパフォーマンスチューニング - Thread.yield関数の実行
    HP NonStop Serverで稼働する場合限定となりますが、変数AnyTran_YIELD_EXEC_COUNT_FOR_NONSTOPをプロパティファイルに設定することでThread.yield関数の呼び出しのタイミングを制御することが可能になりました。
    1レコードの読み込み処理、もしくは、1レコードの書き込み処理が行われた場合にカウントを1増加し、指定した値に達する度にThread.yield関数を呼び出します。
    AnyTran_YIELD_EXEC_COUNT_FOR_NONSTOP変数を設定していない場合は、デフォルトの値として1000が有効になります。

    * 使用例
    AnyTran_YIELD_EXEC_COUNT_FOR_NONSTOP = 10000

    使用例の場合、Thread.yield関数実行のチェックポイント通過回数が10001回になった時にThread.yield関数が実行されます。
  2. コード変換ユーティリティ - 関数呼び出しの拡張
    同一文字コードの場合に限り、一度作成したインスタンスを使用して複数回の変換を行えるように拡張しました。また、複数のスレッドから同時に変換を行えるように拡張しました。
    複数のスレッドから同時に実行できるのは、codeConv()関数のみです。
  3. エラーメッセージ - プレフィックス文字の変更
    ファイルオープンエラーなどの環境依存のエラーが発生した場合は、シンタックスエラーではなく、パースエラーとして出力するように変更しました
    以下のエラーメッセージのプレフィックスが Syntax から Error になります。

    [No.1403][No.1411][No.1412][No.1415][No.2319]
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