Release Notesリリースノート
AnyTran V5.7.1 リリースノート情報 2008/03/17
機能追加
- ANY標準関数 - 外部コマンドの実行関数CommandArrayの追加
ANY標準関数としてCommand関数がありますが、外部コマンドの実行文を1つのANY標準関数のパラメータとして記述する必要があったため、入力データに空白やダブルクォートが存在する場合はデータを加工する必要がありました。
CommandArray関数を使用することで、この加工作業が軽減されます。
[注] 実行環境により、引数のクォート、エスケープ等の使用法が異なります。
- 常駐化プログラム - 変換VMの再起動
伸張したトータルヒープサイズが、プロパティファイルにより指定した値を超えた場合に変換VMが自動的に再起動を行うことが可能になりました。
ガベージコレクションを実施しても、確保したメモリをOSへ戻すことができないIBM社製JREでもメモリを解放することが可能になりました。
- 常駐化プログラム - 管理VMのメモリ使用量の検出によるエラー停止機能
クライアントからの要求受信時に、ヒープメモリの使用可能量が2MByte以下になった場合にメモリ不足と判断し、エラーで停止するようになりました。
機能改善
- 入力側EDIFACTフォーマット - 前後の半角スペース削除
Ver.4.3.0以前は、入力側EDIFACTフォーマットのデータ前後に半角スペースが存在していた場合は、パディングとして削除していました。
Ver.4.3.1以降では、データ前後の半角スペースはパディングではなく、有効なデータとして削除していません。
このバージョン間の差異に対応するため、データ前後の半角スペースを削除するかどうかを選択できるようにしました。