Release Notesリリースノート
AnyTran V5.0.0 リリースノート情報 2005/10/20
機能追加
- データベース変換
データベースからの読み込み、データベースへの書き込みができるようになりました。
- AnyMapperの改善
ツリービュー表示の中に、属性値の一覧を表示できるようになりました。これにより定義内容の一覧性が向上します。
- 実数小数部のゼロ埋め処理
小数部の右側にゼロが続く場合、ゼロを省略できるようになりました。
- 文字列操作関数 Trim / LTrim / RTrim 関数
指定の文字の連続を取り除く Trim / LTrim / RTrim 関数を追加しました。
- 文字列操作関数 LFill / RFill 関数
指定の文字の連続を埋める LFill / RFill 関数を追加しました。
- メモリキャッシュ
変換定義ファイルと外字ファイルをメモリキャッシュできるようになりました。これにより、速度パフォーマンスが向上します。(常駐化プログラムと併用)
- 速度向上
全般的な速度パフォーマンスを改善しました。
特に改善効果の大きいケース一覧
- 入力側データ構造が大きい場合
- 入力データにおいてループするレコードのループ件数が多い場合
- CIIで項目グループのループ回数を多く設定している場合
- CIIでマルチ明細を使用していてループ回数が多い場合
機能変更
- 定義体出力
定義体出力はExcel形式で出力されるようになりました(従来はCSV形式)。これによりCSV形式からExcel形式に整形する手間が大幅に軽減されます。
- 実数の最大桁数
最大桁数を255桁に拡張しました。(従来は15桁付近で環境依存)
- レコード長の最大値
レコード長の最大値を32767バイトから10000000バイト(10MB)に拡張しました。
- システム時刻
ミリ秒を取得するように拡張しました。(従来は常に000ミリ秒として取得)
- 条件式記述フィールド
条件式の最大記述可能サイズを4096バイトに拡張しました。
- 変換エンジンのJava化
Java実装のエンジンに一本化されました(従来はNative実装もあり)。これにより本運用時、AnyMapperでの定義チェック・テスト変換実行時にかかわらずJava実装の変換エンジンを使用するようになりました。