今後の取り組み

「既存市場の深掘り」と「事業領域の拡大」で次の事業ステージへ

当社が大きな事業目標として掲げていることは、Data Integration領域において、ソフトウェア市場のマーケットリーダーとなるということです。現在、当社はEDIミドルウェアの事業領域で圧倒的な市場シェアNo.1を確保しておりますが、このData Integration領域は、その市場規模が現在の事業領域の約8倍の420億円程度となることが見込まれます。当社が「第3ステージ」と呼んでいるこのData Integration領域において、EDIは1つのセグメントに過ぎなくなります。

このData Integration領域をカバーするソフトウェア製品により、企業として成長していくことを事業戦略として掲げています。この、「Data Integration領域において、ソフトウェア市場のマーケットリーダーとなる」という、“在るべき姿”に向けて、現在取り組まなくてはならないことは、「既存市場の深堀り」と「事業領域の拡大」により、事業ステージをさらに広げていくことです。

現在のEDI系市場のニーズをさらに深堀りするとともに、新たな事業領域の拡大を目的として、ソフトウェアをご利用頂いているデータ変換・加工・データベース連携をあらゆる企業システムでご利用頂ける『RACCOON』、エンタープライズデータ連携基盤として企業のクラウドシステムやオンプレミスシステムに適用可能な『ACMS Apex』という戦略製品の拡販を図ります。この拡販を通じて「エンタープライズの社内・社外シームレスなデータ連携領域」という新たな市場を自ら創設し、サービス事業者への導入、そして、そのサービスを利用する企業への導入、ご利用頂くサービスの拡大と、その事業領域を拡大させていきたいと考えております。

事業ステージと事業戦略
Data Integrationソフトフェアによる企業成長