Release Notesリリースノート

ACMS E2X V4.2.0 リリースノート情報 2015/01/07

トピックス

  1. SFTPサーバ機能をACMSの通信機能として新たにサポートしました。
  2. 新たに以下のJDK/JREをサポートしました。
    • JDK/JRE 8
  3. 新たに以下のデータベースをサポートしました。
    • SQL Server 2014
    • SQL Server 2008 R2 SP3
    • SQL Server 2008 SP4
  4. 新たに以下のWeb Application Serverをサポートしました。
    • IBM WebSphere Application Server 8.5
    • Interstage Application Server 11.1.0

新機能

  1. SFTPサーバ - SFTPサーバ機能の追加}
    SFTP(SSH File Transfer Protocol)でファイル転送を行うサーバ機能をACMSの通信機能として新たに実装しました。
    これによりSFTPのクライアント機能を持つ取引先とのセキュアなデータ交換が可能になりました。
    以下のプロトコルバージョンをサポートします。
    • SSH v2.0
    • SFTP v3
  2. JavaVM - 新たなバージョンをサポート
    以下の環境が使用可能になりました。
    • JDK/JRE 8
    * 2014/12時点では、OracleとPostgreSQLのJDBCドライバが対応しています。
  3. データベース - 新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • SQL Server 2014
    • SQL Server 2008 R2 SP3
    • SQL Server 2008 SP4
  4. Web Application Server - 新たなWeb Application Serverをサポート
    以下のWeb Application Serverが使用可能になりました。
    • IBM WebSphere Application Server 8.5
    • Interstage Application Server 11.1.0
  5. ANY変換 - 新たなデータベースをサポート : データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • SQL Server 2014
    • MySQL 5.6
    • Symfoware Server V12
  6. ANY変換 - 新たなデータ型をサポート : データベースフォーマット/データベース検索
    SQL Serverに対する接続で、データ型「DATETIME2」の利用が可能になりました。
    SQL Server 2008以降が対象です。

機能改善

  1. 通信管理 - 分散環境における発信処理実行時の並列制御を改善
    分散環境において、発信処理を行った直後に同じ回線グループの別の稼働ホストで着信処理を行った場合の並列制御を改善しました。
    これにより、ネットワーク障害または通信回線の稼働ホストがダウンした状態での、着信処理開始までの待機時間が短縮されるようになりました。
  2. 通信管理 - 通信装置における発信処理実行時の並列制御を改善
    通信装置(UST/PCNV)から発信処理を行った直後に、同じ回線グループの別の通信装置で着信処理を行った場合の並列制御を改善しました。
    これにより、ネットワーク障害が発生した状態での着信処理開始までの待機時間が短縮されるようになりました。
  3. 通信機能共通 - 通信時のトランザクション情報検索処理のパフォーマンス改善
    データベースにOracleを使用している場合のみ改善されます。
    以下の処理において、送受信/APトランザクションの登録数の増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため、送受信/APトランザクション検索処理の性能を改善しました。
    • 発信処理
    • 着信処理
    * この改善は、以下のような場合に効果が高い傾向にあります。
    • 運用グループ/ユーザ/ファイルが同一の送受信トランザクションが大量にある場合
    • 完了の送受信トランザクションが大量で、且つ未完了の送受信トランザクションが少量である場合
  4. EDIINT-AS2 - 送信処理のパフォーマンス改善
    EDIINT-AS2手順の送信において、データファイルサイズの増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため、パフォーマンスの改善を行いました。
  5. OFTP2 - ロード処理のパフォーマンス改善
    「レコードID」が可変長以外の場合のみ改善されます。
    OFTP2のロード処理において、ロードするデータファイルサイズの増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため、パフォーマンスの改善を行いました。
  6. OFTP2 - ファイル情報のデフォルト値変更
    OFTP2ファイル情報の以下の設定項目について、デフォルト値を「指定しない」に変更しました。
    これによりデフォルト値を利用した場合には、ユーザ情報の設定値を参照するようになります。
    • 暗号スイート
    • ファイル署名要否
    • ファイル暗号要否
    • ファイル圧縮要否
    • 署名応答要否
    * 改善前はデフォルト値を「なし」としていたため、ユーザ情報の設定値を利用するには、ファイル情報の設定を変更する必要がありました。
  7. OFTP2 - ファイル情報画面の表示項目の改善
    OFTP2ファイル情報画面で「発着」や「送受」の区分によって、設定する必要のない項目を非表示とする改善を行いました。
  8. OFTP2 - ユーザ情報のデフォルト値変更
    OFTP2ユーザ情報の以下の設定項目について、デフォルト値が最小値となっていましたが、適切な値への見直しを行いました。
    • xデータ交換バッファ長
      128 -> 10000
    • クレジット数
      1 -> 999
  9. 運用機能 - セキュリティ強化
    以下の処理において、脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました。
    • メッセージ定義情報照会画面
    • 回線情報照会画面
    • EDIINT-AS2ユーザ情報照会画面
    • JOBリレーション情報登録/照会画面
    • ファイル分割情報照会画面
    • ファイルマージ詳細情報登録画面
    • 単独ロード
    • 一括ロード
    • 抽出ロード
    • 同報ロード
    • APロード
    • 単独アンロード
    • 単独(一意)アンロード
    • 一括アンロード
  10. ネイティブコマンド - ロード/アンロード/APロード機能との通信連携の改善
    下記のネイティブコマンドにおいて、既にバインド済みのRMIオブジェクトを再利用することにより、不要なRMI Lookup処理を抑止するように改善しました。
    • ロード
    • アンロード
    • APロード
  11. ロード/APロード/アンロード - 障害発生時の稼働記録の改善
    以下の処理によって障害が発生した場合に出力される稼働記録を改善し、各処理中に障害が発生したことが分かる内容に見直しを行いました。
    • ロード  :11071031(障害)
    • APロード :11072099(障害)
    • アンロード:11073011(障害)
    * 改善前は、原因不明のエラーとして出力していました。
  12. JOB定義アプレット - JREのリビジョンアップ
    JOB定義アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを「JRE 7 Update 71」に変更しました。
  13. deTradeII - JREのリビジョンアップ
    送受信アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを、「JRE 7 Update 71」に変更しました。
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