Release Notesリリースノート

ACMS E2X V3.6.0 リリースノート情報 2010/07/30

トピックス

  1. FTPクライアントにおいて、新たに以下のIBM iとの通信が可能になりました。
    • IBM i 5.4
    • IBM i 6.1
    • IBM i 7.1
  2. Chem eStandardsにおいて、新たに以下のバージョンのメッセージをサポートしました。
    • Chem eStandards v2.0.2
    • Chem eStandards v3.0
  3. 新たにJRE 6をサポートしました。
  4. 新たにWeb Application ServerとしてTomcat 6をサポートしました。

新機能

  1. FTPクライアント - IBM iとの接続をサポート
    接続先として以下のバージョンのIBM i(旧称i5/OS、OS/400)との通信が可能になりました。
    • IBM i 5.4
    • IBM i 6.1
    • IBM i 7.1
  2. Chem eStandards - 新たなメッセージをサポート
    Chem eStandardsにおいて、以下のバージョンのメッセージが使用可能になりました。
    • Chem eStandards v2.0.2
    • Chem eStandards v3.0
    * 上記バージョンのメッセージは妥当性検証にDTDを使用しています。
     メッセージの妥当性検証として簡易検証のみサポートしています。
  3. メールEDI - SMTP認証(SMTP AUTH)のサポート
    メール送信時に以下のSMTP認証方式を使用することが可能になりました。
    • 「AUTH LOGIN」
    • 「AUTH PLAIN」
    • 「AUTH CRAM-MD5」
    • 「AUTH DIGEST-MD5」
  4. JavaVM - JRE 6をサポート
    ACMSの稼働環境としてJRE 6が使用可能になりました。
  5. Web Application Server - Tomcat 6をサポート
    Web Application Serverとして、Tomcat 6.0.26が使用可能になりました。
  6. ANY変換 - コマンドパラメータ値の取得 : getParameter関数を追加
    AnyTranコマンドのオプションパラメータ[-param1~10]に指定したパラメータ値を、変換処理で取得することが可能になりました。
  7. ANY変換 - 入力ファイル名の取得 : getFilePath関数を追加
    変換に利用する入力ファイルやアシストファイルの名称を、変換処理で取得することが可能になりました。

機能改善

  1. 通信機能共通 - HTTPリクエスト送信処理の性能改善
    以下の通信機能において、発呼時における通信処理時間の短縮を目的として、HTTPリクエスト送信処理の改善を行いました。
    • ebXML MS(流通BMS)
    • JX手順クライアント
    • EDIINT-AS2
    • ebXML MS(ECALGA)
    • RosettaNet1.1
    • RosettaNet2.0
    • HTTP手順
    • BACREX手順
    • ebXML MS(NACCS)
  2. RosettaNet1.1(Chem eStandards) - 名称の変更
    「CEDI」を国際標準名称である「Chem eStandards」に統一しました。
  3. RosettaNet1.1 - 同一ドキュメントの重複チェック
    サービスコンテンツのドキュメントIDをキーとして同一ドキュメントの重複チェックを可能とする改善を行いました。
    * ドキュメントID: thisDocumentIdentifier/ProprietaryDocumentIdentifier
    新しい重複チェック機能を使用する場合、acms.propertiesの以下のエントリを設定してください。
    • jbc.rn1_recv_check_did=ON
    * 本設定に関する詳細はOperationGuide[1.2.プロパティ情報]を参照してください。
  4. BACREX手順 - プロキシ経由のSSL通信でHTTPリクエストのURIを絶対パスに変更
    BACREXサーバとの相互接続性の向上を目的として、プロキシサーバを経由したSSLトンネリングの通信で、HTTPリクエストのURIをabsoluteURIからabs_pathの形式に変更する改善を行いました。
    • absoluteURI(絶対URI :「https://(ホスト名)」から始まるURI)
    • abs_path (絶対パス:「/(パス)」から始まるURI)
  5. メールEDI - 重複メッセージ受信ログ出力機能の追加
    既に受信済みのメッセージIDと同一のメッセージを受信した場合に、重複メッセージを受信した旨の警告ログを出力する改善を行いました。
  6. FTPサーバ - 送受信時のパフォーマンス改善
    リプライ処理速度の短縮を目的として、送受信時における各コマンド処理のパフォーマンス改善を行いました。
  7. 運用機能 - APロード画面の項目追加
    APロードコマンドのパラメータである「リンクID」と「リンクタイプ」を、APロード画面においても設定可能になりました。
  8. データファイル簡易照会機能 - 照会抑制機能の追加
    運用者権限ごとにデータファイル簡易照会画面の表示の可否を、acms.propertiesで設定することが可能になりました。
    * 本仕様に関する詳細はAdditionalGuide [1.4.データファイル簡易照会の抑制について]を参照してください。
  9. JOB定義アプレット - コードサイニング証明書の変更
    JOB定義アプレットが使用するコードサイニング証明書について、弊社が独自に発行した証明書から信頼された第三者認証機関(グローバルサイン社)が発行した証明書に変更しました。
    * 本証明書を正しく使用して頂くためには、Internet Explorer側のJREのバージョンをJRE 5.0以上にしていただく必要があります。
    * ACMSのバージョンアップ時に証明書が更新されていた場合、新たに証明書を信頼を促すダイヤログが表示されます。
  10. ANY変換 - エラーメッセージの追加 : 出力/エラーログファイルのオープン失敗時
    変換実行時に指定された出力ファイルとエラーログファイルのオープンに失敗した場合のエラーメッセージに、Java Exceptionの内容を追加しました。
  11. ANY変換 - エラーメッセージの出力先変更 : 外字ファイルの解析失敗時
    外字ファイルの解析に失敗した場合に出力されるエラーメッセージの出力先を、標準出力からログファイルに変更しました。
  12. ANY変換 - 識別子タイプの最大長の変更 : 可変長フォーマット
    可変長フォーマットで指定できる識別子タイプの最大長を、「512」バイトから固定長フォーマットと同じ「1020」バイトに変更しました。
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