Release Notesリリースノート
ACMS B2B LE V4.2.0 リリースノート情報 2015/01/07
トピックス
- SFTPサーバ機能をACMSの通信機能として新たにサポートしました。
- B2B LEインストーラにて導入されるデータベース、JDKのバージョンを変更しました。
- データベース SQL Server 2014 Express
- JDK JDK 7 Update 71 (x64環境の場合には64bit版を導入)
- deTradeIIインストーラにて導入されるJDKのバージョンを変更しました。
- JDK JDK 7 Update 71 (x64環境の場合には64bit版を導入)
新機能
- SFTPサーバ - SFTPサーバ機能の追加
SFTP(SSH File Transfer Protocol)でファイル転送を行うサーバ機能をACMSの通信機能として新たに実装しました。
これによりSFTPのクライアント機能を持つ取引先とのセキュアなデータ交換が可能になりました。
以下のプロトコルバージョンをサポートします。
機能改善
- 通信管理 - 通信装置における発信処理実行時の並列制御を改善
通信装置(UST/PCNV)から発信処理を行った直後に、同じ回線グループの別の通信装置で着信処理を行った場合の並列制御を改善しました。
これにより、ネットワーク障害が発生した状態での着信処理開始までの待機時間が短縮されるようになりました。
- EDIINT-AS2 - 送信処理のパフォーマンス改善
EDIINT-AS2手順の送信において、データファイルサイズの増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため、パフォーマンスの改善を行いました。
- OFTP2 - ロード処理のパフォーマンス改善
「レコードID」が可変長以外の場合のみ改善されます。
OFTP2のロード処理において、ロードするデータファイルサイズの増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため、パフォーマンスの改善を行いました。
- OFTP2 - ファイル情報のデフォルト値変更
OFTP2ファイル情報の以下の設定項目について、デフォルト値を「指定しない」に変更しました。
これによりデフォルト値を利用した場合には、ユーザ情報の設定値を参照するようになります。
- 暗号スイート
- ファイル署名要否
- ファイル暗号要否
- ファイル圧縮要否
- 署名応答要否
* 改善前はデフォルト値を「なし」としていたため、ユーザ情報の設定値を利用するには、ファイル情報の設定を変更する必要がありました。
- OFTP2 - ファイル情報画面の表示項目の改善
OFTP2ファイル情報画面で「発着」や「送受」の区分によって、設定する必要のない項目を非表示とする改善を行いました。
- OFTP2 - ユーザ情報のデフォルト値変更
OFTP2ユーザ情報の以下の設定項目について、デフォルト値が最小値となっていましたが、適切な値への見直しを行いました。
- データ交換バッファ長
128 -> 10000
- クレジット数
1 -> 999
- 運用機能 - セキュリティ強化
以下の処理において、脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました。
- メッセージ定義情報照会画面
- 回線情報照会画面
- EDIINT-AS2ユーザ情報照会画面
- JOBリレーション情報登録/照会画面
- ファイル分割情報照会画面
- ファイルマージ詳細情報登録画面
- 単独ロード
- 一括ロード
- 抽出ロード
- 同報ロード
- APロード
- 単独アンロード
- 単独(一意)アンロード
- 一括アンロード
- ネイティブコマンド - ロード/アンロード/APロード機能との通信連携の改善
下記のネイティブコマンドにおいて、既にバインド済みのRMIオブジェクトを再利用することにより、不要なRMI Lookup処理を抑止するように改善しました。
- ロード/APロード/アンロード - 障害発生時の稼働記録の改善
以下の処理によって障害が発生した場合に出力される稼働記録を改善し、各処理中に障害が発生したことが分かる内容に見直しを行いました。
- ロード :11071031(障害)
- APロード :11072099(障害)
- アンロード:11073011(障害)
* 改善前は、原因不明のエラーとして出力していました。
- JOB定義アプレット - JREのリビジョンアップ
JOB定義アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを「JRE 7 Update 71」に変更しました。
- deTradeII - JREのリビジョンアップ
送受信アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを、「JRE 7 Update 71」に変更しました。
- インストーラ - B2B LEインストーラの同梱ソフトウェアの変更
B2B LEインストーラにて導入される同梱ソフトウェアの変更を行いました。
- データベース SQL Server 2014 Express
- JDK JDK 7 Update 71(x64環境の場合には64bit版を導入)
- インストーラ - deTradeIIインストーラの同梱ソフトウェアの変更
deTradeIIインストーラにて導入される同梱ソフトウェアの変更を行いました。
- JDK JDK 7 Update 71 (x64環境の場合には64bit版を導入)

