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2024年04月11日
株式会社データ・アプリケーション

データ ハンドリング プラットフォームの最新版「RACCOON 2.6.1」を発売

~自治体情報システム標準化支援として、
デジタル庁指定の文字セット 行政事務標準文字(MJ+)をサポート~


株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、スタンダード市場:3848)は、データ連携や移行時のデータ加工・変換をノーコードで実現するデータ ハンドリング プラットフォーム RACCOON(ラクーン)バージョン2.6.1を、2024年4月11日より発売します。

最新版では、文字コード変換において、地方公共団体情報システムの円滑な運用を図るためにデジタル庁が指定した文字セット 行政事務標準文字(MJ+)※1の使用領域(Unicodeの私用面 15/16面)をサポートしました。これにより、標準準拠システムと外部システムのデータ連携、移行を支援します。(下図参照)


図:RACCOONを活用した標準準拠システムと外部システムとのデータ連携、移行

図:RACCOONを活用した標準準拠システムと外部システムとのデータ連携、移行


現在、日本全国の自治体情報システムを標準化する取り組みが、デジタル庁主導の元で進行中です。戸籍システムをはじめとする標準準拠システムでは、文字セットである文字情報基盤に、標準準拠システムの運用上必要な文字を加えた行政事務標準文字(MJ+)を使用することが決まりました。その結果、外部システムの基幹業務システムなど行政事務標準文字に対応していないシステムと標準準拠システムのデータ連携には文字コード変換が必要になり、RACCOONを活用することで、SJIS漢字、メーカ漢字など従来の文字と行政事務標準文字との双方向の文字コード変換を可能にします。

RACCOONは、バージョン2.4.0以降既存システムと標準準拠システム間のデータ連携/データ移行を支援してきました。今回の行政事務標準文字(MJ+)の使用領域をサポートしたことで、さらに地方自治体のデジタル化施策である自治体システム標準化を支援・促進していきます。その他、RACCOONバージョン2.6.1での主な新機能は以下の通りです。

  1. 文字コード変換において、EUC-JPの2バイト目の領域を拡張したコードセットであるEUC-HJ※2をサポートしました。

    ※2 EUC-HJは、EUCで外字を2バイトの範囲で使用するために日立製作所が拡張したコードセットです。

  2. 変換処理で利用可能な処理要素数を各種最大10個から100個へ拡張しました。
    対象となる処理要素は以下です。また、マッピング画面において、サプライヤー構造エリア全体を対象とした縦スクロールバーを表示しました。
    • 抽出処理
    • 格納処理
    • 特殊処理
    • 外部リソース検索
  3. 入力フィールドの文字数の上限を拡張しました。
    • 改行可能なスクリプトフィールドを10,000文字から1,000,000文字へ拡張
    • グローバル変数と格納処理変数の[値]スクリプトフィールドを500文字から4,000文字へ拡張
    • 以下の入力フィールドを4,000文字から1,000,000文字へ拡張
      • [JVMパラメータ]フィールド
      • [オプションパラメータ]フィールド
      • DBフォーマットのSQLクエリを記述できるフィールド
      • 自動操作の実行の[パラメータ]フィールド
      • 高度な検索と置換の[オプション]フィールド

DALは、データ連携・データ活用で不可欠なデータ変換・加工を実現するデータ ハンドリング プラットフォームを提供し、企業のデータ活用を促進します。

※1 行政事務標準文字(MJ+)は、 地方公共団体情報システムの標準化に関する法律、第5、7、8条で定められた基準を満たすために、標準準拠システムの運用上必要な文字としてデジタル庁が指定した文字セットです。


【製品概要】https://www.dal.co.jp/products/dhp/raccoon/outline.html

【販売・価格について】
◇販売・出荷開始:2024年4月11日
◇販売価格(税別):RACCOON本体
 サブスクリプションライセンス:月額4万円~
 通常ライセンス:セレクト エディション 100万円~、
         スタンダード エディション 300万円
 タームライセンス:スタンダード エディション 月額12.5万円(最低期間3ヶ月)

【販売経路】DALのビジネス・パートナーを通じて販売しています。
 ビジネス・パートナーは、https://www.dal.co.jp/partner/でご確認ください。


◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
(導入数:2023年6月末時点)

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

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<本件についてのお問い合わせ先>
報道関係
マーケティング本部
Tel:03-6370-0909 Fax:03-3271-0066 E-Mail:pr@dal.co.jp

お客様
営業本部
Tel:03-6370-0909 Fax:03-3271-0066 E-Mail:sales@dal.co.jp
※ DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtranは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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