Release Notesリリースノート

ACMS Apex V1.6_p10 リリースノート情報 2022/08/31

トピックス

  1. SFTP手順 - 新たな公開鍵アルゴリズムをサポート
    SFTPの公開鍵アルゴリズムにおいて、新たに以下をサポートしました。
    • rsa-sha2-256
    • rsa-sha2-512
  2. コマンドによるスイッチオーバーが可能になりました
    論理ノード管理コマンドの追加により、コマンドによるスイッチオーバー操作が可能になりました。

新機能

  1. SFTP手順 - 新たな公開鍵アルゴリズムをサポート
    SFTPの公開鍵アルゴリズムにおいて、新たに以下をサポートしました。
    • rsa-sha2-256
    • rsa-sha2-512
  2. コマンド - 論理ノード管理コマンドの追加
    論理ノードの管理を目的として、状況照会、スイッチオーバーを可能とするコマンドを追加しました。
    • コマンド名:LogicalNodeInfo
  3. 新たなJDKをサポート
    以下のJDKが使用可能になりました。
    • Microsoft Build of OpenJDK 11
  4. 新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • PostgreSQL 14
    • FUJITSU Software Enterprise Postgres 14
    • EDB 14(Open source database supported by EDB のみをサポート)

機能改善

[全銀手順]

  1. ログパラメーターにSSL/TLSに関する情報を追加
    SSL/TLS通信に関する情報をログパラメーターに出力するように改善しました。
    以下のログIDが対象です。ログメッセージ、ログレベルに変更はありません。
    • CZEN050、CZEN106、CZEN110、CZEN130、CZEN150、CZEN170、CZEN210、CZEN360、CZEN369、CZEN430、CZEN431、CZEN434、CZEN703、CZEN705、CZEN805
  2. 障害発生後のリトライで発生した障害ログに関する改善
    リトライ通信で障害が発生し、タスク状態が「即時障害」になった場合にCRITICALレベルのログを出力するように改善しました。
    本改善に伴い「即時障害」になった場合に出力する以下ログを追加しました。
    • ログID  : CZEN900
    • ログレベル: CRITICAL

[HTTP手順共通]

  1. データ読み込みに関する処理効率の改善
    HTTPSを利用する場合においてデータ受信処理効率の向上を目的として読み込み単位を変更しました。

[FTP]

  1. FTPクライアントのコマンド応答チェックに関する改善
    FTPクライアントが受信するコマンド応答について、応答コードに続くテキスト文字列の必須チェックを行っていましたが、任意とするよう変更しました。

[SFTP]

  1. Windows Sizeのサポート範囲を拡大
    SFTPで利用するWindows Sizeについて2,147,483,648以上の値を利用可能になりました。
  2. 鍵交換アルゴリズムのセキュリティ強化
    以下の鍵交換アルゴリズムにおいて、Logjam攻撃対応の位置づけで利用可能な鍵長の下限を1024から2048に変更しました。
    • diffie-hellman-group-exchange-sha256
    • diffie-hellman-group-exchange-sha1
    なお、本セキュリティ強化によって通信ができない通信相手が存在する場合は以下のプロパティにより従来の挙動に戻すことが可能です。
    • comm.sftp.server.allow.dhg1.kex.fallback=true
    • comm.sftp.client.dhgex.keylength.min=1024

[deTrade for Apex]

  1. 運用画面のセキュリティ強化
    取引先運用画面に脆弱性が確認されたため、セキュリティの強化を行いました。

[Web APIクライアント]

  1. OAuth 2.0認証方式における認可リクエストに関する改善
    OAuth 2.0認証で認可サーバーからアクセストークンを取得するためのリクエストである認可リクエストに、任意のヘッダーとPOSTパラメーターを追加できるようになりました。

[ヘッダーレコード分割/データレコード分割アプリケーション]

  1. データ分割キーに改行が含まれている際のACMS B2B/ACMS E2Xとの互換性改善
    ヘッダーレコード分割/データレコード分割アプリケーションにおいて、データ分割キーに改行コードが含まれていた場合の挙動をACMS B2B/ACMS E2Xと同様の挙動にすることが可能となりました。
    以下プロパティでACMS B2B/ACMS E2Xの挙動と合わせることが可能です。
    • プロパティキー : apl.splitter.b2b.splitkeycontainsendofline
    ※移行ツールで移行した定義には上記プロパティが指定されるようになります。

[Web運用画面/コマンド]

  1. 論理ファイル検索条件に関する改善
    論理ファイルの検索条件に以下を追加しました。
    • 発着信
    • 送受信

[Web運用画面]

  1. 新たなTLSバージョンをサポート
    以下のTLSバージョンを使用可能になりました。
    • TLSv1.3
      ※ JDK8 update261以降、またはJDK11でJAWSを起動する必要があります。
  2. ダイアログの表示サイズを改善
    ブラウザのウィンドウサイズに合わせてダイアログの表示サイズを伸縮するようにしました。
    各種画面の三点リーダーからリソース選択を行う際のダイアログや、フローエディターにてジョブ定義する際のダイアログなどが該当します。
  3. Web運用画面のセキュリティ強化
    Web運用画面に脆弱性が確認されたため、セキュリティの強化を行いました。
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