2025年07月14日 株式会社データ・アプリケーション |
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小千谷市役所、「書かない窓口」の実現に向けて 株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、スタンダード市場:3848)は、新潟県小千谷市(市長:宮崎 悦男)が、市民サービスの向上を目的とした「書かない窓口」の実現に向け、基幹業務システムと窓口支援システムのデータ連携基盤として、エンタープライズ・データ連携プラットフォームACMS Apexを採用したことをお知らせします。 ■ 導入事例はこちら https://www.dal.co.jp/casestudies/55ojiya/ 【ACMS Apex導入の背景】 同市は、市民サービスの向上を目的とした「書かない窓口」の実現に向けて窓口支援システムの導入を決定していました。しかし、基幹業務システムと窓口支援システムとのデータ連携において、窓口支援システムが必要とするデータレイアウトの出力機能を基幹業務システムに実装することが難しいと分かり、基幹業務システムから出力したコピーデータのデータレイアウトを変換して利用する必要がありました。また、前者の文字コードがShift_JISであるのに対し、後者の文字コードがUnicodeであったことから、データレイアウト変換に加え文字コード変換への対応も必要となり、データ変換・加工に課題を感じていました。さらに、同市には独自の外字が約1,300字あり、外字への対応も必要でした。 ACMS Apexは、既存のアプリケーションを生かしつつ、単一のソフトウェアでシステム間のデータ連携を実現するデータ連携プラットフォームです。また、ACMS Apexにはデータ ハンドリング プラットフォームRACCOONが搭載されており、多彩なデータフォーマットや文字コードの変換・加工にもノーコードで対応が可能です。同市は、ACMS Apexの評価版を通じて、Shift_JISからUnicodeへの文字コード変換も一括で対応ができることや、外字テーブルを作成するだけでスムーズに外字変換にも対応できることにメリットを感じ、ACMS Apexの採用に至りました。 導入後は、ACMS Apexが基幹業務システムと窓口支援システムとのデータ連携を担い、住民基本台帳など重要な基幹業務システムとのデータ連携は5分ごとにデータ更新を実施しています。窓口支援システムに最新の情報が連携されることで、市民が窓口で書く必要がなくなるだけでなく、申請書と証明書の発行にかかる時間が平均3分30秒となり、窓口業務のスピード対応が可能になりました。 小千谷市 企画政策課 デジタル戦略室 室長 大渕 和美様から、次のコメントをいただいています。 将来的には、一つの申請を契機にして他に必要な手続きがあればそれも一度に案内し、一度の来庁で完結するといった具合に、同市はさらなる市民サービスの向上に向けて検討を進めています。 今後もDALは、エンタープライズ・データ連携プラットフォームACMS Apexとデータ ハンドリング プラットフォームRACCOONを核にしたデジタル・ビジネス・プラットフォームを提案し、自治体情報システムの標準化や自治体DXを支援します。 ◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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