2009年03月02日 株式会社データ・アプリケーション |
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DALの「ACMS」、 株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、同社のB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X (エーシーエムエス イーツーエックス)」とクライアント・パッケージ「ACMS Lite (エーシーエムエス ライト)」が、2008年10月からソフトウェアベンダ7社で行われたJX手順対応のEDIパッケージ相互間接続テストに参加し、各社のEDIパッケージとの組み合わせにおいて相互接続性が確認できましたので発表いたします。 流通業界では、従来のデータ通信プロトコルであるJCA手順に代わり、2007年4月に策定されたインターネットを使い企業間取引を実現する新しい規格、流通ビジネスメッセージ標準(以下 流通BMS)への対応が加速しています。流通BMSの通信プロトコルとしては、ebXML MS、JX手順およびEDIINT AS2(以下、AS2)の3つがあり、そのうちの1つであるクライアント-サーバ型のJX手順について、EDIパッケージ間で相互接続テストが実施されました。 今回の相互接続テストは、流通業向けのPOS・SCM・基幹システムを開発・販売する株式会社エス・エフ・アイの主導のもと、JX手順対応のEDIパッケージをもつソフトウェアベンダ7社が参加しました。 ローカルネットワークに直接接続した環境下で、各社が持つサーバ・パッケージ6種類とクライアント・パッケージ8種類において、自社パッケージ同士を除く41通りの組み合わせで相互接続性を確認しました。また、インターネットEDIに必要なデータ通信の信頼性を確保する電子認証には、流通BMS対応の認証局である株式会社インテック「EINS/PKI+ for EDI」から発行された証明書を使いました。 その結果、流通BMSにおけるJX手順の推奨値である1取引のデータ量10MB、1万明細までのメッセージを問題なく、各社のEDIパッケージ間で送受信できることを確認できました。これにより、JX手順を導入する際に不可欠なデータ通信接続テストの負荷を軽減することができ、さらには、JX手順の普及にも貢献できると考えております。 DALのACMSシリーズは、流通BMSの通信プロトコルebXML MSについて、2008年ebXMLアジア相互運用性認定を取得しました。また、EDIINT AS2については、2006年にプラネットが提供するAS2を使ったインターネットEDIサービス「SMOOTHEDI」と接続テストを完了。さらに、2008年にB2Bソフトの世界的な認定機関である米DGI社(Drummond Group Inc.)が実施するAS2の相互運用テストでも認定を取得しています。 ACMSシリーズは、今回の接続テストを含めると、流通BMSに必要な全ての通信手順の相互運用性について、信頼性の高い製品として認められたことになります。DALは、今後も、国際標準・業界標準への取り組みを積極的に継続し、各業界の業務効率化とお客様に対するサービス品質向上に貢献する、信頼性と安全性の高いシステム基盤の提供に努めていきます。 今回の接続性テストに参加した企業とパッケージは、次のとおりです。
(協力企業)株式会社インテック、富士通エフ・アイ・ピー株式会社 ◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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