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2003年07月23日
株式会社データ・アプリケーション

ダイキン工業のタイ生産拠点と東南アジア現地企業とを結ぶ「電子商取引システム」をACMSにて構築

~調達業務の大幅効率化とリードタイムの半減に成功~


株式会社ワイ・ディ・シー(略称:YDC 本社:東京、代表取締役社長:宮坂 博)は、このほど、ダイキン工業株式会社と同社の東南アジア各地の取引先とを結ぶ「電子商取引システム」を、新たに開発し、同社に納入いたしました。
この新システムは、YDCとダイキン情報システム株式会社(略称:DKI 本社:大阪市、代表取締役社長:水田 安紀)とが共同で開発したもので、株式会社データ・アプリケーション(略称:DAL 本社:東京、代表取締役社長・橋本 慶太)の「データ交換システムACMS」を採用しています。基幹システムとの統合が容易なACMSを活用することで、わずか3ヶ月間という短期間で運用を開始することができました。

ダイキン工業では、この新システムを、同社のタイ現地法人であるダイキン インダストリーズ タイランド(略称:DIT 空調機の生産拠点)において本格的に採用。DITと東南アジア各地の取引先企業との間で、インターネットを利用した注文書・納期回答・納期回答確認・生産計画等の情報交換を実現しました。同社における海外生産拠点でのインターネットを利用した本格的な電子商取引は、初めてのことです。
DITでは、これまでFAXとe-mailで行っていた調達業務を、インターネット上での電子商取引に変更することで、大幅な効率アップを実現したばかりでなく、SCM改革も同時に行い、発注から納品までのリードタイムを最大50%削減することができました。
同時に、生産計画の情報を取引先に公開することにより、取引先側も適正な在庫管理と部品供給が可能となることから、DITにおける全調達金額の95%の取引をこの新システムで運用できることになりました。取引先においては、Webブラウザのみを用意すればよく、納品書やバーコードを添付した現品票の出力も可能です。セキュリティを強化したサーバーは、二重化されており、万一のトラブルにも対応できます。
ダイキン工業では、東南アジアでの実績を足がかりに、今後、中国の現地法人でも同様のシステムを展開する予定であり、この新システムが、同社のSCM(サプライチェーンマネジメント)のグローバル展開を加速させることになります。

なお、YDCは、ACMSをベースとしたデータ交換システムのSI(システムインテグレーション)で数多くの実績があることから、ダイキングループと共同でシステム構築を担当することになりました。DALのACMSは、企業間の電子商取引や企業内データ交換などを中心に、日本国内での豊富な稼動実績があり、日本語と英語の双方に対応していることから、今回の採用となりました。

◆株式会社ワイ・ディ・シー(YDC)について
株式会社ワイ・ディ・シー(YDC)は1972年創立のシステムインテグレータです。横河電機グループのIT専門企業としてデータベースやセキュリティ、ネットワークなど基盤技術をベースとしたERP、EAI/EDIソリューションを製造・流通サービス業など数々の企業に提供・構築しております。EDIについてはACMSのトップディストリビュータとしてACMSをベースとしたSIの豊富な経験を保有しています。
http://www.ydc.co.jp/ydc.html

◆ダイキン情報システム株式会社(DKI)について
ダイキン情報システム株式会社(DKI)は、1999年にダイキン工業の情報システム部門が分離独立したものです。DKIはダイキン工業の情報化推進を担ってきた経験を活かし、業務改革のコンサルティング、システムの設計・開発、さらに運用管理まで業務に密着した情報サービスを行っています。
http://www.dki.co.jp/

◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供し、国内のEDIソフトウェア市場でリーダーシップを確立しています。企業間・部門間・クラウド・SaaSなど分散したデータをボーダーレスにつなげるデータ連携ソリューションは、すでに3,004社15,192サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。(導入数:2024年3月末時点)
今後は、個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現するために、企業をつなげる、データをつなげる、人をつなげる、そしてナレッジ(知識)をつなげる、「つなげる」ために必要な基盤技術「DAL PLATFORM」を提供してまいります。

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://x.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

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<本件に関する 報道関係者および読者からのお問い合わせ先>
株式会社データ・アプリケーション マーケティンググループ
Tel:03-5640-1437 Fax:03-5640-8541 E-Mail:pr@dal.co.jp
※ DAL, ACMS, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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