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汎用フォーマット変換ツール「AnyTranデスクトップ版」を5万円で販売開始

～取引先とのデータ交換の電子化の普及に伴い、異なるいくつもの標準に同時に対応することが
急務となっている中小事業所向けに汎用ツールを類のない低価格で提供～

株式会社データ・アプリケーション（本社： 東京都中央区日本橋人形町、代表取締役社長：橋本 慶太、以下DAL）は、企業の業務担当者が容易に設定操作できる汎用フォーマット変換ツール「AnyTran（エニイトラン） デスクトップ版」の販売を開始したことを発表いたしました。

企業の対外取引のシステム化や社内アプリケーションの連携には、様々な業界標準フォーマットや文字コードの変換が必要とされますが、従来では本格的なEDIシステムの構築などといった投資が必要で中小企業や小規模な事業所には負担が大きいものでした。また、手作りのフォーマット変換プログラムや特定の取引先専用の変換プログラムを利用している場合には、取引先毎に接続端末を用意したり、メンテナンスが煩雑になるなどの課題がありました。また、既存のパッケージソフトでは、CII標準用トランスレータ、文字コード変換ツール、XMLツールといったように、用途ごとに個別の製品を用意する必要があり、複数のフォーマットに同時に対応するためには、いくつもの製品を組み合わせなければならず、投資コストも数十万円になることもめずらしくありませんでした。

このような市場の状況を鑑みて、DALでは自社開発の国産ソフトウエアを低価格で提供することによって日本企業の競争力向上に貢献することをめざし、この度、簡単操作の汎用フォーマット変換ツール（トランスレータ）、「AnyTran デスクトップ版」を１ライセンス5万円という低価格で発売することといたしました。
従来製品に比べて数分の一に相当する5万円という超低価格で提供することで、より多くの企業、部門で多様な取引先とのやりとりを１台のPCの同じシステムに集約して経済的かつ効率よく運用できるようになると考えております。

「AnyTran デスクトップ版」は、国際EDI標準のEDIFACTに準拠した流通標準のJEDICOSや、各業界で使われているCII標準などJIS-X7012準拠の国内特有のフォーマットに対応しているほか、XMLのようなグローバル標準も含めたフォーマットの変換が可能になっています。同時に外字を含めた各種文字コード（ASCII、EBCDIC、SJIS、JIS、EUC、IBM、JEF、KEIS、JIPSE、UNICODE）の変換も実行できます。
また、「AnyTran デスクトップ版」は、上記のような多彩で高度な変換機能を備えるだけでなく、簡単操作のグラフィカルユーザインタフェース（GUI）によって、コンピュータの専門家でなくとも、容易に入出力フォーマットの定義や項目の関連付けを行うことができるようになっています。さらに、XML文書型定義（DTD）やCOBOLソースから自動的に入出力フォーマットの定義を生成可能（インポート・エクスポート機能）で、担当者がすぐに扱うことができる利便性を併せ持っています。

DALでは、これまでのEDI製品開発で培った高性能で信頼性の高いデータ交換技術と国内の各種標準にきめ細かに対応してきたノウハウを活かして、先に発表したEAI（エンタープライズアプリケーションインテグレーション）製品や、今回のデスクトップ版フォーマット変換ツールなど、企業と企業、システムとシステムを「つなぐ」分野における製品展開を積極的に展開して参ります。

【参考】
「AnyTran デスクトップ版」対応フォーマット

「AnyTran デスクトップ版」対応プラットフォーム
Windows 98, Windows Me , Windows XP Home Edition / Professional, Windows NT Workstation / Server 4.0, Windows2000 Professional / Server

◆株式会社データ・アプリケーション（DAL）について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI（電子データ交換）を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS（Advanced Communication Management System）シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
（導入数：2023年6月末時点）

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