Release Notesリリースノート

ACMS B2B LE V5.0.0 リリースノート情報 2018/08/31

トピックス

  1. 新たに全銀EDIシステム(ZEDI)との連携機能(ZEDI連携機能)をサポートしました。
  2. B2B LEインストーラにて導入されるJDK、Tomcatのバージョンを変更しました。
    • JDK JDK 8 Update 172 (x64環境の場合には64bit版を導入)
    • WAS Tomcat 8.5.32
  3. deTradeIIインストーラにて導入されるJDK、Tomcatのバージョンを変更しました。
    • JDK JDK 8 Update 172 (x64環境の場合には64bit版を導入)
    • WAS Tomcat 8.5.32

新機能

  1. ZEDI連携機能 - 全銀EDIシステム(ZEDI)との連携機能(ZEDI連携機能)の追加
    ZEDIとの連携のため、以下の機能に対応しました。
    • XML電文作成・変換機能
    • 業務管理
    • クライアント証明書管理

    XML電文の作成・変換機能は「RACCOON for ZEDI」を使用し、以下の業務のXMLファイルの作成・変換を行います。
    • 総合振込(pain.001 / pain.002)
    • 振込入金通知(camt.054)
    • 入出金取引明細(camt.052)

    業務管理は仕向銀行毎の業務について以下の定義情報を管理し、ZEDI連携ステータスの制御を行います。
    • 金融機関情報
    • 業務情報
    • ZEDI連携ステータス管理

    上記の金融機関情報および業務情報により、ZEDIとのXMLファイル伝送時に、金融機関の業務毎の排他制御およびサイクル管理、BAH(ビジネス・アプリケーション・ヘッダ)の作成および解析を行います。
    また、金融機関の業務毎のZEDI連携(依頼処理/結果処理)のステータス管理を行います。
    ※ XMLファイル伝送にJX手順を使用するため、「JX手順クライアント」が必要です。

    クライアント証明書管理は、以下の処理に対応しています。
    • 証明書発行
    • 証明書更新
    証明書の発行および更新処理は、ZEDIに対しHTTPS通信で依頼を行い、クライアント証明書を取得します。

機能改善

  1. HTTP手順で送受信トランザクション情報更新障害が発生する問題
    Content-Typeの後方空白を消去しても256バイトを超えており、送受信トランザクション情報更新障害が発生してしまった場合に、Content-Typeの内容が分かるように稼動記録を改善しました。
    • HTTP手順発呼時送受信トランザクション情報更新障害:11084005
    • HTTP手順着呼時送受信トランザクション情報更新障害:11084016
    [発生条件]
    本問題は、以下の条件がすべて揃った場合に発生します。
    • 以下のいずれかの通信機能
      • ebXML MS(流通BMS)
      • ebXML MS(NACCS)
      • ebXML MS 3.0(JEITA)
    • Content-Typeが256バイトを超えるメッセージを受信
    • 送受信トランザクション情報更新障害が発生
  2. インストーラ - B2B LEインストーラの同梱ソフトウェアの変更
    B2B LEインストーラにて導入される同梱ソフトウェアの変更を行いました。
    • JDK JDK 8 Update 172 (x64環境の場合には64bit版を導入)
    • WAS Tomcat 8.5.32
  3. インストーラ - deTradeIIインストーラの同梱ソフトウェアの変更
    deTradeIIインストーラにて導入される同梱ソフトウェアの変更を行いました。
    • JDK JDK 8 Update 172 (x64環境の場合には64bit版を導入)
    • WAS Tomcat 8.5.32
  4. JOB定義アプレット - JREのリビジョンアップ
    JOB定義アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを「JRE 8 Update 181」に変更しました。
  5. deTradeII - JREのリビジョンアップ
    送受信アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを、「JRE 8 Update 181」に変更しました。
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