Release Notesリリースノート

ACMS B2B V4.6.0 リリースノート情報 2017/01/31

トピックス

  1. Amazon RDSの以下のデータベースを新たにサポートしました。
    • Amazon Aurora(MySQL互換)
    • Amazon RDS for SQL Server
    • Amazon RDS for Oracle
    • Amazon RDS for PostgreSQL
    • Amazon RDS for MySQL
  2. 新たに以下のデータベースをサポートしました。
    • SQL Server 2014 SP2
    • SQL Server 2016
    • PostgreSQL 9.6
  3. 新たに以下のWeb Application Serverをサポートしました。
    • Tomcat 8.5
  4. 管理用データベースの文字コードをUTF-8とするパッチの提供を開始しました。
  5. ANY変換とコード変換でUNISYS漢字(JBIS)をサポートしました。

新機能

  1. データベース - Amazon RDSの新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • Amazon Aurora(MySQL互換)
    • Amazon RDS for SQL Server
    • Amazon RDS for Oracle
    • Amazon RDS for PostgreSQL
    • Amazon RDS for MySQL
  2. データベース - 新たなデータベースをサポート
    以下のデータベースが使用可能になりました。
    • SQL Server 2014 SP2
    • SQL Server 2016
    • PostgreSQL 9.6
  3. DBアクセスサーバ - 新たなJDBCドライバをサポート
    以下のJDBCドライバが使用可能になりました。
    • Microsoft JDBC Driver 6.0 for SQL Server
  4. Web Application Server - 新たなWeb Application Serverをサポート
    以下のWeb Application Serverが使用可能になりました。
    • Tomcat 8.5
  5. UTF-8パッチ - UTF-8パッチの提供
    ACMSがサポートする下記の管理用データベースの文字コードをUTF-8として運用することが可能になりました。
    • Oracle (Windows/UNIX/Linux)
    • MySQL (Windows/UNIX/Linux)
    • Symfoware (Windows/UNIX/Linux)
    • PostgreSQL(UNIX/Linux)
    * UTF-8パッチの制限事項については、以下を参照してください。
     [DVD-ROM]/UTF8/readme_jp.txt
  6. ANY変換 - 新たなデータベースをサポート : データベースフォーマット/データベース検索
    以下のデータベースへの接続が可能になりました。
    • SQL Server 2014 SP2
    • SQL Server 2016
  7. ANY変換/コード変換 - UNISYS漢字(JBIS)をサポート : 文字コード変換
    文字コード変換において、UNISYS漢字(JBIS)をサポートしました。UNISYS漢字(JBIS)とその他の文字コード間でのコード変換が可能になりました。
  8. ANY変換/コード変換 - 新たなEBCDICタイプをサポート : 文字コード変換
    文字コード変換において、以下のEBCDICタイプをサポートしました。
    • MCPV1
    • MCPV24
  9. ANY変換 - マルチ明細を省略しない機能をサポート : CII順変換
    CII順変換において、マルチ明細を省略できるケースでもセグメント記述子を省略せずに出力することが可能になりました。

機能改善

  1. 通信機能共通 - デジタル署名の改善
    以下の通信機能において、デジタル署名を行う際の署名アルゴリズムとハッシュアルゴリズムにSHA-2が利用できるように改善しました。
    * V4.5.0以前は署名アルゴリズムにSHA1withRSA、ハッシュアルゴリズムにSHA-1を利用していました。
    • ebXML MS(流通BMS)
    • ebXML MS(NACCS)
  2. 通信機能共通 - FTP/SFTPサーバの送受信トランザクション更新の改善
    以下の通信機能において、送受信した際に直前の状態が「完了」となっている送受信トランザクションの更新日時を更新しないように改善しました。
    送信の場合、ファイル情報のリストタイプに「完了を見せる」を設定している場合のみ該当します。
    * V4.2.0以前も、送受信した際に直前の状態が「完了」となっている送受信トランザクションの更新日時は更新していません。
    • SFTPサーバ
    • FTPサーバ
  3. EDIINT-AS2 - デジタル署名とMICの改善
    EDIINT-AS2手順の送受信において、デジタル署名を行う際の署名アルゴリズムとMICアルゴリズムにSHA-2が利用できるように改善しました。
    * V4.5.0以前は、送信時の署名アルゴリズムにSHA-1またはMD5、MICアルゴリズムにSHA-1を使用していました。また、受信後のMDN応答では、署名アルゴリズムとMICアルゴリズムにSHA-1またはMD5を利用していました。
  4. 全銀TCP/IP - SSL/TLSクライアント証明書の有効性検証機能の追加
    全銀TCP/IP手順のSSL/TLS通信の着信時に、 SSL/TLSハンドシェーク時に受信したSSL/TLSクライアント証明書の有効性の検証が可能になりました。
    * 本機能に関する詳細はAdditionalGuide [2.11. 全銀TCP/IPのSSLクライアント証明書の有効性検証]を参照してください。
  5. SFTPクライアント - 回線トレース出力内容の改善
    SFTPクライアントにおいて、回線トレースに要求送信と応答受信の表記を出力するように改善を行いました。
  6. メールEDI - ファイル情報のバリデーションチェック(正規表現)の改善
    メールEDIファイル情報の運用画面および情報登録コマンド(flimnt)において、登録/更新時にバリデーションチェック(正規表現)を行うように改善しました。
    これにより、ファイル情報の以下項目に不正な正規表現が指定された場合は、エラーを返すようになりました。
    • Subject条件
    • 本文条件
    • 添付ファイル1MIMEタイプ
    • 添付ファイル1ファイル名
    • 添付ファイル2MIMEタイプ
    • 添付ファイル2ファイル名
  7. 運用機能 - セキュリティ強化
    以下の処理において、脆弱性が確認されたためセキュリティの強化を行いました。
    • 運用者情報登録/更新/照会/パスワード更新画面
  8. ACMS実行環境 - Javaのデフォルト最大ヒープサイズの採用
    新しいWindows用ACMS起動コマンド(acms_start_def.bat)およびUNIX/Linux用ACMSコマンド(acms_start_def)でACMSを起動することで、Javaのデフォルト最大ヒープサイズでACMSを実行できるようになりました。
    これらのコマンドでACMSを起動した場合、以下の環境であればこれまでの起動コマンド(acms_start.batおよびacms_start)で起動するよりも最大ヒープサイズが増加します。
    • ACMSをOracle Java 64-Bit VMで実行する場合
    • ACMSを2GByteを超える物理メモリを搭載したコンピュータで実行する場合
    * 詳細については、 導入事前説明書 [4. Java関連(JDK/JRE)]の[(8)大容量物理メモリ搭載コンピュータでOracle Java 64ビットVMを利用する場合]やInstallationGuide [3.2.1. コマンドから起動]を参照してください。
  9. JOB定義アプレット - JREのリビジョンアップ
    JOB定義アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを「JRE 8 Update 112」に変更しました。
  10. deTradeII - JREのリビジョンアップ
    送受信アプレットを起動する際に必要となるJREが未インストールの場合に、インストールを促すJREのバージョンを、「JRE 8 Update 112」に変更しました。
  11. deTradeII - アプレットを使用しないアップロード/ダウンロード
    新たにアプレットを使用しないファイルのダウンロード、およびアップロードが可能になりました。
    * 従来のアプレットを使用したダウンロード、アップロードも引き続きご利用頂けます。
    また、本機能に関する詳細はOperationGuide [6.6.7. ACMSWebユーザ]を参照してください。
  12. deTradeII - アップロードファイルのチェック
    アップロードファイルのファイルに対して以下チェックが行えるようになりました。
    • ファイル名拡張子のチェック
    • ファイル名の長さのチェック
    • 正規表現によるファイル名の使用禁止文字のチェック
    • ファイルサイズのチェック
    * 本機能に関する詳細はOperationGuide [6.7.7. ACMSWebファイル]を参照してください。
  13. deTradeII - 受信一覧画面の表示対象を改善
    トップページ画面にて選択したファイルのみを受信一覧画面の表示対象にすることで複数ファイルの中から該当ファイルを探し出す手順を軽減する改善を行いました。
    従来の一覧表示では、全てのファイルを受信一覧画面に表示していましたが、本機能改善によりファイル種別の多い取引先様でも該当ファイルまでの画面遷移が容易となります。
    本機能を使用する場合、detrade.propertiesの以下のエントリを設定してください。
    • dtc.direct_search_dtcrcvfile=ON
    * 本機能に関する詳細はDetradeServerOperationGuide [1-4-2. ローカル情報]を参照してください。
  14. deTradeII - ユーザーエージェント情報の追加
    画面遷移操作記録において、取引先側のユーザーエージェント情報を取得することが可能になりました。
    これにより、取引先が自動送受信コマンド起動時に使用したJavaのバージョンや、取引先側が使用したブラウザなどの接続情報を、画面遷移操作記録に出力します。
  15. ANY変換 - 項目グループのループ回数の拡張 : データ構造
    データ構造に定義できる項目グループの最大ループ回数を、これまでの「9998」回から「99999」回に拡張しました。
  16. ANY変換 - 変換処理時間の短縮 : CII逆変換
    CII逆変換の変換処理におけるマルチ明細の解析方法を見直しました。この内部処理の変更により、マルチ明細を含むCIIデータの変換処理時間を大幅に短縮しました。
最新情報はこちら
一覧に戻る