Release Notesリリースノート
ACMS Apex V1.2_p10 リリースノート情報 2018/03/30
トピックス
- メールEDI - メールEDI機能の追加
SMTP、およびPOP3プロトコルを使用してファイル転送を行う機能をACMS Apexの通信機能としてサポートしました。
新機能
- メールEDI - メールEDI機能の追加
SMTP、およびPOP3プロトコルを使用してファイル転送を行う機能をACMS Apexの通信機能としてサポートしました。
メールEDIでは以下の機能をサポートします。
- MIMEサポート
- SMTPサーバー
- SMTPクライアント
- POP3クライアント
- セキュアメール
- POP before SMTP / APOP / POP over SSL / SMTP over SSL
- Importコマンドの機能拡張
Importコマンドに以下の機能を追加しました。
- Upsert機能
データファイルに指定された情報が未登録の場合には登録処理を、登録済みの場合には更新処理を実施
- Upsertの予行機能
Upsert実行時に登録、更新のいずれになるか、また更新の場合には差異情報を報告
機能改善
[タスク]
- タスク検索条件にタスクの入力パラメーターを指定できるように改善
タスク一覧画面、およびタスク照会コマンドでタスクを検索する際に、検索条件にタスクの入力パラメーターを指定できるように改善しました。
[AS2手順]
- デジタル署名とMICの改善
AS2手順の送受信において、デジタル署名を行う際の署名アルゴリズムとMICアルゴリズムにSHA-2が利用できるように改善しました。
[MIMEデコードアプリケーション]
- MIMEデコード済みのデータを後続処理へ連携できるように改善
MIMEデコードアプリケーションはebXML MS 3.0(JEITA) クライアントで受信したMIMEデータをデコードする際にだけ実行可能であったことから、当該データであることを判断するためにフローが複雑化してしまう傾向がありました。
このため、通信処理によりMIMEデコード済みのデータを入力しても後続処理へContent-Typeなどの情報を正しく連携できるようにし、フローを共通化できるように改善しました。
[移行ツール]
- 段階的に移行が行えるように改善
これまでは移行先にデータが登録されていない状態で移行ツールを実行する必要がありましたが、この制約を撤廃し段階的に移行が行えるように改善しました。
本対応により以下のような移行を行えるようになります。
- 移行元の運用グループ単位に段階的な移行を行う
- 個別のユーザーテナントとして複数のACMS E2X/B2Bから順次移行を行う
- 移行データをエクスポートデータ形式で出力するように改善
移行元DBから移行先DBへ直接データ移行を行っていましたが、ACMS Apexのインポートコマンドで利用可能なエクスポートデータ形式で移行データを出力するように改善しました。
これまでは移行元、移行先双方のDBへアクセスできないと移行ツールを実行できませんでしたが、本対応によりネットワークセグメントが異なる環境間での移行が行えるようになります。