2017年07月26日 株式会社データ・アプリケーション |
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北陸地方を商圏とする量販店 ヤスサキが、流通BMS対応の新EDIシステムに「ACMSシリーズ」を採用 株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田 好修、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、北陸地方を商圏に食品スーパー11店舗、衣料品店舗10店舗、ホームセンター5店舗、その他、ファッション・雑貨専門店、100円均一のFC店舗などを運営する量販事業者 ヤスサキグループ(本社:福井県福井市、代表取締役社長:安﨑 昌治、以下、ヤスサキ)が、流通業界の業界標準「流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)」※1対応の新EDIシステムに「ACMSシリーズ」を採用し運用を開始したことを発表します。 新EDIシステムは、様々なEDI形態を統合管理できるB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」を中核に、オプションのWeb-EDIシステム基盤「ACMS WebFramer」と小売業向けの業務テンプレート「ACMS WebFramer 流通BMS対応Web-EDIテンプレート」で構築し、取引先規模に応じた3つの流通BMSパターンを提供しました。また、約2か月間という短期間で移行を実現し、ACMSシリーズの信頼性や統合運用性などから、取引先と正確かつ安定したデータ交換が可能になりました。 ヤスサキは、13年来、独自のデータフォーマットによるインターネットを使ったEDIシステムを利用してきましたが、自社のEDIシステムだけでなく、取引先に利用してもらう受注システムも含め老朽化が大きな課題でした。また、2019年10月1日実施の消費税軽減税率への対応も必要であり、2016年7月にEDIシステムを刷新する方向で検討を開始、EDIの仕様では、流通業界の業界標準「流通BMS」の採用を決断しました。この時最も重要視したのが、取引先の負担をできるだけ抑え、受注システムの切り替えをスムーズに行ってもらうことでした。 ヤスサキの取引先は、家族経営から大手企業までの様々な規模で約200社あり、取引先規模にあわせた以下の3つの流通BMSパターンを用意しました。これにより、取引先の導入負担も抑えつつ、短期間かつスムーズな新EDIシステムへの移行を実現しています。
取引先の窓口はこのように多様ですが、店舗側では従来どおり商品バーコードを読み取って数量を入力し、発注を確定するだけでした。「店舗オペレーションを煩雑にしないように」との経営トップからの厳令も守ることができました。 株式会社ヤスサキ 管理部 マネージャー 財務・経理・人事・システム担当 木間 学様からは「業界標準の流通BMS、それに対応したACMSシリーズを導入し3つのパターンを提供することで、企業規模の異なる取引先に対し導入負担も低く抑えられると考えました。それでいて店舗側の発注オペレーションは、どのパターンで取引している取引先であっても変化はないため、これが最善の選択だと判断しました。今後は、EDIでの取引未体験の取引先もあるので、導入していただけるよう尽力したいです。」と、コメントをいただいています。 DALは、今後もお客様の多様なニーズにあわせて、流通業界含むすべての業界に対し、データ連携市場にビジネスを推進します。 【ヤスサキ システム概要図】 以上 ※1:流通BMS:「流通ビジネスメッセージ標準(Business Message Standards)」の略で、流通事業者(メーカー、卸、小売)が統一的に利用できるEDIの標準仕様。経済産業省の「流通システム標準化事業」により、2007年4月に制定されました。
◆ヤスサキグループについて ■ 設立 1966年2月3日
◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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