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2013年03月15日
株式会社データ・アプリケーション

DAL、データ連携パッケージ「ACMS E2X」と「ACMS B2B」が
国内企業のグローバル化対応に向けて
富士通が提供するInterstage帳票ソリューションの認定を取得




株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長執行役員 橋本慶太、略称DAL、JASDAQ:3848)は、企業間電子商取引のグローバル化に向けた対応力強化のため、データ連携パッケージ・ソフト「ACMS E2X(エーシーエムエスイーツーエックス)」と「ACMS B2B(エーシーエムエスビーツービー)」(以下、ACMSシリーズ)が、富士通株式会社(以下、富士通)の「Interstage」帳票ソリューションのパートナー制度である「Interstage Enabled」における「Advanced」の認定を取得したことを発表します。
富士通と弊社は「Interstage List Creator(インターステージリストクリエーター)」と「ACMSシリーズ」との連携を相互検証しており、お客様はより安心して両システムを導入することができます。

「Interstage Enabled」認定を取得した背景
国内企業の取引先がグローバルに拡大する中、中国、東南アジア、ならびに東欧の企業との取引においても、インターネットによる電子商取引が一般的となりつつあり、EDI(電子データ交換)の標準プロトコルであるRosettaNetやEDIINT AS2、ならびにWeb-EDIやE-Mailなどが利用されています。そして、グローバルな企業間取引システムでは、取引データ交換に加えて、各国語で表記された発注伝票や加工指示書などの各種帳票を電子化しデータ交換する仕組みも必要となります。

弊社は、データ連携パッケージ・ソフト「ACMSシリーズ」で、サポートするデータ連携形態を充実させ、多様なフォーマットや文字コード変換を可能にするなど、企業間電子商取引のグローバル化に対応するための取り組みを強化してきました。そして、今回、「ACMSシリーズ」が「Interstage List Creator」との「Interstage Enabled」認定を取得し、帳票設計・生成ソフトウェアにおいてグローバル対応が進んでいる富士通と協業することにより、両社の強みを生かした連携ソリューションを提供可能となります。

連携ソリューションのメリット
「ACMSシリーズ」は、RosettaNet、EDIINT AS2、ebXML、Web-EDI、E-Mailなどインターネットに対応した様々なデータ連携形態をサポートし、また多彩なフォーマットや文字コードの変換に対応できるため、プログラムを手組みすることなく、グローバル対応したEDIシステムを短期に構築できます。そして、今回、「ACMSシリーズ」が富士通の世界13言語に対応した「Interstage List Creator」と連携することで、帳票出力システムの開発期間を従来の60%に短縮し、海外の取引先の増加にも容易に対応できるようになります。

従来システムにおける課題 (図1)
・発注データなどの取引先ごとへの分割処理はプログラムによる手組みが中心で、多言語に対応するためには言語毎に異なる文字列を扱う処理が必要になります。
・通信プロトコル毎にEDIパッケージが異なるため、EDIパッケージに応じた個別の運用が必要になります。
・EDIの実施が難しい小規模な取引先には、取引先の言語に合わせた帳票をプリントアウトし、人手によるFAXや郵送が必要になります。

「ACMSシリーズ」と「Interstage List Creator」の連携のよる課題解決 (図2)
・「ACMSシリーズ」の多彩なフォーマットや文字コードの変換により、プログラムを手組みすることなく、システムの開発期間を短縮できます。
・国内外の標準通信プロトコルをサポートする「ACMSシリーズ」により、データ連携の統合運用が可能となります。
・「ACMSシリーズ」と「Interstage List Creator」との連携により、Web-EDIやE-Mailにより帳票データ交換や取引先へのFAX送信を自動化できます。
・世界13言語に対応した「Interstage List Creator」により、海外の取引先の追加に伴ったプログラム変更が不要になります。

図1
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図2 130315_item02.gif

弊社は、これらの連携ソリューションを提供するにあたり、「Interstage Enabled」の認定を取得したことは、ご採用いただくお客様に安心して導入していただけるというメリットと、「ACMSシリーズ」の価値を高めるものと考えています。
また、富士通とのこれまで以上のパートナーシップを深めることで、弊社や弊社製品の認知度向上およびビジネスチャンスの拡大につながることを期待しています。

富士通株式会社 データマネジメント・ミドルウェア事業部事業部長 安永尚稔様からのコメント
国内のEDI市場におけるリーダーである株式会社データ・アプリケーション様が、企業間電子商取引のグローバル化に向けた取り組みを強化されたことに賛同いたします。
富士通の世界13言語に対応した帳票設計・生成ソフトウェア「Interstage List Creator」との連携ソリューションにより、グローバル化が進む企業間電子商取引でのビジネスの拡大に向けて、株式会社データ・アプリケーション様と共に取り組んでいきます。

◆Interstage List Creatorについて
Interstage List Creator(インターステージリストクリエーター)は、様々な帳票を簡単に作成・出力し、グローバル展開を支援、業務効率化・コストダウンを促進します。複雑できめ細やかなビジネス帳票にも容易に適用・運用できます。データ収集・統合ソフトウェアとの連携により、クラウド環境にあるデータの帳票出力に対応し、帳票システムを短期構築、帳票ビジネスのグローバル展開に柔軟に対応します。
詳細は、http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/ をご覧ください。

◆Interstage Enabled制度について
「Interstage Enabled」はInterstage帳票製品と連携するパートナー様製品を富士通が認定する制度です。各社の優秀な製品とInterstage帳票製品との連携をパートナー様および富士通相互で検証し、お客様におけるシステム購入時の安心感を高めることを目的としています。
「Interstage Enabled」には、「Advanced」と「Basic」の2つの段階があり、「Advanced」は、インターフェース開発などを含み高度に連携する製品を対象とします。
詳細は、http://interstage.fujitsu.com/jp/collaborate/ をご覧ください。

◆データ連携パッケージ・ソフトACMSシリーズについて
ACMS シリーズは、企業内と企業間といった概念にとらわれず、シームレスにデータを連携するB2Bソリューションです。企業内外を問わないシームレスな連携を可能とするための電子取引に欠かせない標準プロトコルと、基幹システムとも容易に接続できる豊富なアダプタを提供。特にACMS E2Xは、独自の分散サーバー・アーキテクチャーにより、データ連携システムに求められる高可用性と耐障害性を確保しています。ACMSシリーズは、24 時間365 日の連続稼働を実現します。

◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
(導入数:2023年6月末時点)

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

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<本件に関する 報道関係者および読者からのお問い合わせ先>
株式会社データ・アプリケーション マーケティンググループ
Tel:03-5640-1437 Fax:03-5640-8541 E-Mail:pr@dal.co.jp
※ DAL, ACMS, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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