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2008年06月19日
株式会社データ・アプリケーション

流通BMS共同実証参加企業の約50%がDALの「ACMS」を採用

~流通BMS対応システムとして高い評価を獲得し
ライセンス出荷実績が昨年度比16倍に増加~


株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、流通業界における次世代EDI標準「流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)」に対応する企業へのEDIパッケージ「ACMSシリーズ」の受注が好調で、流通BMS向けライセンス出荷実績が昨年度比16倍に増加いたしました。
また、経済産業省が流通BMS普及のために推進している共同実証参加企業30社の内、グロッサリー業界の株式会社菱食や株式会社パルタックKS、小売業界の株式会社近商ストア、アパレル業界大手4社をはじめ、全体の約半数に相当する13社がDALの「ACMSシリーズ」を採用しています。

流通業界では、企業間連携の標準として20年以上利用されてきたJCA手順を中心とする従来型EDIから、インターネットを活用した企業間取引を実現する新しい規格である流通BMSへ移行時期を迎えています。
流通BMSは、経済産業省の「流通システム標準化事業」のもと、2006年度にグロッサリー商材での小売・卸業13社による共同実証を経て、2007年4月に新しいEDIの規格として策定・公開されました。この共同実証では、取引先毎のプログラム本数を50分の1に削減できたほか、通信時間を94%短縮できたなどの成果が出ており、2007年度はアパレルおよび生鮮へ、2008年度はドラッグストアおよび百貨店業界へと適用対象が拡大され、各業界特有の要件を取り入れながらバージョンアップされています。

流通BMS対応システムの構築に当たっては、以下のような点が重要視されています。
 ・流通BMSプロトコルをサポートしていること
 ・移行時期のため流通BMSと従来型EDIが併用きること
 ・中小の取引先でもシステム導入負荷がかからず、簡単に利用できるWeb-EDIにも対応可能なこと

これに対して、DALのACMSシリーズは、以下のような特長があります。

 ・ 流通BMS対応プロトコルであるebXML MSやEDIINT AS2、およびJX手順(SOAP-RPC)をサポート
 ・ 従来型EDIプロトコル(JCA手順、全銀手順など)もサポート
 ・ 小売業を中心に普及しているWeb-EDI(ニュートラルの「BACREX」)と取引データの自動送受信を行う通信手順を標準で実装
 ・ 取引先の環境を意識することなく、従来型EDIによる取引、流通BMSによる取引、Web-EDIでの取引のすべてを1つの環境でカバーすることが可能
 ・ 小売企業、大手卸/メーカ向けのモデルに加えて、手軽に低価格で流通BMS対応システムを構築可能なクライアント版製品を提供

これらが高く評価され、流通BMS向けライセンス出荷実績が2006年~2007年度で合計300ライセンスを超えました。また、2006年度に比べ、ライセンス出荷実績が16倍に増加していることから、流通BMSへの移行が加速していることがうかがわれます。

◆DALが提供する流通BMS対応パッケージ製品は以下のとおりです。

(1) 「ACMS E2X」
企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携することをコンセプトにしたB2Bインテグレーション・サーバ
(2) 「ACMS B2B」
企業間のデータ連携をスムーズに行う環境を容易に構築できるB2Bサーバ
(3) 「ACMS Lite」
システム専任者を持たない中小企業でも簡単にEDIを始められるよう、操作性を重視したユーザーインターフェイスを持つ中小規模企業向けのEDIクライアント・パッケージ

◆流通BMS共同実証での導入実績

2006年度販売実績

  グロッサリー商材での共同実証参加企業 13社中5社(菱食、パルタックKSなど)

2007年度販売実績

  アパレル商材での共同実証参加企業 11社中5社
  生鮮商材での共同実証参加企業 6社中3社(近商ストアなど)


◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
(導入数:2023年6月末時点)

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

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<本件に関する 報道関係者および読者からのお問い合わせ先>
株式会社データ・アプリケーション マーケティンググループ
Tel:03-5640-1437 Fax:03-5640-8541 E-Mail:pr@dal.co.jp
※ DAL, ACMS, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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