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2007年09月26日
株式会社データ・アプリケーション

セゾン情報システムズがHULFTとACMSの連携ソリューション「HDC-EDI Suite」を発表

~企業間電子商取引と企業内データ連携の一元管理を可能にする
「HULFT」と「ACMS」の連携ソリューション「HDC-EDI Suite」を発表~


株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 宮野 隆、JASDAQ 9640)は、企業間電子商取引と企業内業務処理とを統合して、一気通貫のデータ連携と一元的な運用・管理を可能にする新しいデータ連携ソリューション「HDC-EDI Suite (エイチディシー イーディアイ スイート)」を2007年10月26 日より提供開始いたします。
「HDC-EDI Suite」は、株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長 橋本 慶太、略称:DAL、JASDAQ 3848)からEDIパッケージソフト「ACMS (エーシーエムエス)シリーズ」のOEM提供を受け、ファイル転送ツール「HULFT (ハルフト)」との連携ソリューションとして、セゾン情報システムズが開発しました。

ビジネスのIT化が進む今日、企業が構築する様々な情報システムは、業務を効率化し、ビジネスをより戦略的に展開するために、スムーズなシステム間データ連携と、連携管理が重要性を増しつつあります。企業間でやり取りされたデータは、必ず企業内のシステムに連携されることになります。しかしながら、多くの企業では企業間電子データ交換(EDI)システムと企業内のデータ連携システムという、目的の異なる2つのシステムを維持管理するため複数の運用管理形態を取らなければならないという課題を抱えています。

これに対して、今回発表する「HDC-EDI Suite」は、EDIシステムと企業内データ連携システムをシームレスに連携させかつ、一元的に運用管理することを可能とし、企業内システムの最適化を実現します。 「HDC-EDI Suite」は、幅広いEDIプロトコルに対応するEDIエンジンソフトウェア「HDC-EDI Base」(DALのACMSシリーズ)、マルチプラットフォーム対応の企業内・企業間ファイル転送ツール「HULFT」、そして、今回新たにセゾン情報システムズが開発したデータ連携管理ソフトウェア「HDC-EDI Manager」から構成され、これらを1台のサーバに搭載して提供します。
「HDC-EDI Manager」は、「HDC-EDI Base」と「HULFT」の管理情報を一括連携登録する機能や、これらのログ情報を一括表示する機能を搭載しており、Web画面から統合管理することが可能です。

セゾン情報システムズの「HULFT」は現在約5,300社を超える導入実績があり、一方DALの「ACMS」は930社2,400サイト以上で稼動しており、ファイル転送、EDIのそれぞれの分野でデファクトスタンダードとして認知されています。
セゾン情報システムズは、今回のDALとの協業関係強化により、企業内外のあらゆるシステムを効率良く連携させ、複雑化したデータ連携のシンプルな運用を実現することを目指す「HDC (HULFT Data Communication)」のコンセプトをさらに推進します。
一方DALは、「ACMSシリーズ」をセゾン情報システムズにOEM提供することで、「HULFT」の既存ユーザを含めさらに幅広いユーザに「ACMS」を拡販することができます。

「HDC-EDI Suite」の販売価格は230万円からで、セゾン情報システムズ、および同社の販売パートナ経由で販売され、セゾン情報システムズは初年度5億円の受注を目指します。

なお、本ソリューションのお客様向け発表セミナーは、11月9日(東京:青山ダイヤモンドホール)と、11月16日(大阪:ヒルトン大阪)に、開催を予定しております。

■HDC-EDI Suiteの概要とHDC-EDI Managerの主な機能
HDC-EDI Suiteは、EDIソフトウェア「HDC-EDI Base」とファイル転送ツール「HULFT」がシームレスに連携することで、企業間のデータ交換から企業内システムへのデータ連携を一連の業務として管理することが可能となります。双方の連携情報管理は、HDC-EDI Managerを利用することで可能となります。
<HDC-EDI Managerの主機能>
(1) 連携機能アシスト:連携情報管理機能
 ・一括登録機能
 ・登録情報参照機能
(2) 運用業務アシスト:履歴表示機能
 ・HDC-EDI BaseとHULFTの連携情報登録されたログのみを表示する機能
(3) 内部統制業務アシスト:動作ログ出力機能
 ・HDCの操作ログを記録し、操作ユーザを特定する機能

■HDC-EDI Suiteの構成
(1) HDC-EDI Base

マルチプロトコル対応のEDIエンジン(DALのACMSシリーズのOEM) 全銀手順、JCA手順などの従来型EDIから、JEITA/ECALGAやRosettaNet、ebXML/MS、JX手順(SOAP-RPC)、EDIINT AS2などの次世代EDI、更にはWeb-EDIやメールEDIなど様々な形態のEDIに対応し、幅広い標準通信プロトコルをサポートしています。

(2) HDC-EDI Manager

HDC-EDI BaseおよびHULFTの管理情報を一括連携登録するためのFEPソフトウェア HDC-EDI BaseおよびHULFTのログ情報を一括表示する機能を搭載し、Webブラウザ(InternetExplorer)による簡単な操作で、すべてのデータ連携を統合管理できます。

(3) HULFT

企業内、企業間ファイル転送ソフトウェア
マルチプラットフォーム環境におけるシステム間連携ツール


◆株式会社セゾン情報システムズについて  http://home.saison.co.jp/
セゾン情報システムズは、情報システムの設計・構築から保守・運用までをサービスとして提供することをコアに、豊富な経験とノウハウを積み重ね、お客様の経営課題解決に尽力しています。当社は現在、高品質・高セキュリティのIT運用サポートを行うセンターマネジメントサービスをバックボーンに、情報をダイレクトに経営に活かすためのデータ連携基盤となる企業内・企業間通信ミドルウェア「HULFT」、経営効率の確かな手だてとなる給与業務のトータルアウトソーシングサービス「Bulas」、流通業における経営効率化を実現する「流通統合ソリューションSTORES」、拡大するカードビジネスを支える「カードビジネスシステム」の4事業を展開し、攻めの経営革新をつづけていく企業を情報サービス企業という立場から積極的に支援しています。

◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
(導入数:2023年6月末時点)

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

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<本件に関する 報道関係者および読者からのお問い合わせ先>
株式会社データ・アプリケーション マーケティンググループ
Tel:03-5640-1437 Fax:03-5640-8541 E-Mail:pr@dal.co.jp
※ DAL, ACMS, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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