Information / Press Releaseインフォメーション / プレスリリース

「ACMS」がOracle RAC 10gに対応

～可用性と信頼性の高い企業間・企業内システム連携が可能に～

株式会社データ・アプリケーション（本社：東京都中央区、代表取締役社長：橋本 慶太、以下、DAL）は、JavaベースのB2B（企業間電子商取引）用パッケージ・ソフトウェア「ACMS B2B」および、EAI（アプリケーション統合）用「ACMS EAI」を、日本オラクル株式会社（以下、オラクル）の新世代クラスタリング・システム「Oracle Real Application Clusters 10g」（以下、RAC）に対応させ販売を開始したことを発表いたします。

今回、RACに対応したACMS B2BとACMS EAIは、DALが自社開発・提供し、800社2,000サイトを越える企業におけるミッション・クリティカルなシステムで稼働実績を持つシステム統合ソフトウェア・スイート「ACMSシリーズ」のメイン製品です。企業間データ交換システムの構築に不可欠な標準プロトコル、データ変換機能やトランザクション管理機能などを幅広く提供し、また企業内のシステム連携においても各種のアダプタによりERPやレガシー・システムなどとの連携を容易にするソフトウェアです。

RACは、高可用性とリニアなスケーラビリティを両立させたクラスタリング・テクノロジです。従来のクラスタ・システムでは、障害時はDBシステムの再起動が必要でしたが、RACでは、冗長化した両方のDBシステムが常に同期しながら稼動しているため、低コストで高パフォーマンスの無停止型システムの構築を実現できます。
ACMSがRACに対応したことで、障害が発生した場合においても人的な介入によるACMSの再起動が不要となり短時間でフェイルオーバーが可能となりました。また、RACの負荷分散によるスケーラビリティに同調することも可能となりました。

RACには、Oracle Real Application Clusters 10g for Standard Edition」（SE RAC）と Enterprise Edition（EE RAC）があり、ACMSはこれら両方に対応しており、大規模から中小規模に至るまでの幅広いビジネスにおいて高可用性構成を低コストで実現することができます。
今回DALでは、ACMSがRACに対応したことで、電子部品・流通業界を中心としたミッション・クリティカルなユーザ向けにACMSの販売をさらに強化したい考えで、オラクルとクラスタ・テクノロジ対応のB2B/EAIシステムの普及促進のために共同プロモーションも積極的に展開してく計画です。

今回のRAC対応のACMSの発表にあたり、日本オラクル株式会社 グローバルアライアンス戦略本部 本部長 松島 晴彦様より以下のコメントを頂いております。

日本オラクル株式会社は、株式会社データ・アプリケーションのパッケージ・ソフトウェア「ACMS B2B」「ACMS　EAI」が当社の「Oracle Real Application Clusters 10g(以下 RAC)」に対応し、販売が開始されたことを歓迎いたします。同製品が、RACへの対応により、RACの負荷分散機能や高可用性を利用して、低コストで高パフォーマンスの無停止型システムの構築をEDI（電子データ交換）の分野で実現できたことは、非常に画期的なことです。日本オラクルは、株式会社データ・アプリケーションとともにB2B/EAIシステムの普及を目的とした共同プロモーションを今後、積極的に展開していく予定です。

◆株式会社データ・アプリケーション（DAL）について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI（電子データ交換）を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS（Advanced Communication Management System）シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
（導入数：2023年6月末時点）

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/