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2003年12月15日
株式会社データ・アプリケーション

Web-EDI(企業間電子商取引)における
Webブラウザ操作を自動化するソフトウェア「ACMS WebAgent」を販売開始




株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区,代表取締役社長:橋本 慶太、以下DAL)は、インターネットを活用したWebEDIにおけるWebブラウザの操作を自動化するソフトウェアとして「ACMS WebAgent」(ウェブ・エージェント)を発表し、本日より販売開始いたします。

企業間電子商取引が本格化する中で、インターネット経由でWebブラウザを使用して電子商取引を行うWebEDIの利用が増えてきています。WebEDIでは、たとえば購買側が取引用のWebサイトを開設し、納入側がパソコンのWebブラウザで注文情報の確認や納期の入力を行うことができます。これにより、取引量や企業系列に関係なく、本格的な設備投資が難しい中小企業でも、EDIを利用して多くの企業との取引が可能になります。

しかし、取引先のWebサイトへの接続や取引データの取り込みなどのブラウザ操作、更には自社内の業務システムとの連携など、新たに煩雑な手作業が必要となり、作業負荷が発生するという問題が指摘されています。また、従来のEDIでは、取引データの交換や業務システムとの連携が自動化されていたにもかかわらず、WebEDIでは手作業になることからコストの増加も問題になってきています。

ACMS WebAgentは、取引先Webサイトへの接続やログイン、取引データの取り込みとファイル保存など、WebEDIで作業負荷となっている一連のブラウザ操作を自動化するソフトウェアです。ブラウザ操作は、マイクロソフトInternet Explorerとの連携により事前に登録したナビゲーション情報に従い自動実行されます。このナビゲージョン情報は、ACMS WebAgentのオプション・ツールである「Script Studio」(スクリプト・スタジオ)により自動生成することが可能で、さまざまな形態の取引サイトに対応することができます。

DALは、EDIにおけるプロトコル/データ変換機能、トランザクション管理機能、ならびに基幹システムとのインターフェイス機能を提供するB2B用パッケージソフト「ACMS B2B」を提供しており、ACMS WebAgentは、ACMS B2BのWebEDI対応オプション製品となります。ACMS B2BにACMS WebAgentを組み合わせることにより、取引先データの取り込みから基幹システムへのつなぎまでを自動化することが可能となります。

ACMS WebAgentとACMS B2Bのセット価格は200万円からで、DALのビジネス・パートナー47社を通じて販売いたします。

◆ACMS WebAgentの概要
①伝票表示型およびファイル転送型双方のサイトに対応
インタラクティブな伝票表示型サイトとファイルのダウンロード/アップロードを行うファイル転送型サイトの双方の形態に利用することができます。
インタラクティブでデータ入力を必要とするサイトに対しても事前に用意されたアウトバウンド・データを必要箇所に自動的に埋め込み送信操作を実行します。

②取引先の設定
取引先サイト毎の接続先URLやユーザID、パスワード、交換するデータ種別などをWindows GUIより容易に登録・更新することができます。

③スクリプト生成支援ツール
スクリプト生成支援ツール「Script Studio」により取引先サイトでの一連の操作を自動実行するためのナビゲーション情報を記録し、スクリプト・ファイルを自動生成することができます。スクリプトは、取引先サイトのデータ種別単位に設定することができます。

④トレースと障害の記録
自動巡回やブラウザ操作の自動実行の過程がトレース・ファイルに記録されます。また、障害時には稼働記録やエラーログ、直前のHTMLを記録し問題解決を容易にします。

⑤障害処理
自動巡回中に障害が発生した場合リトライ情報を保存し、次回以降自動巡回実行時に障害の種類によって前回の自動巡回の再処理から行います。

◆発売時期と価格
販売開始:2003年12月15日
※スクリプト生成支援ツール「Script Studio」は2004年5月販売開始予定です。

販売価格:2,000,000円~
※ACMS B2Bとのセットで接続先数が5サイトの場合

◆稼働環境
OS:Microsoft Windows 2000 Server
ブラウザ:Microsoft Internet Explorer 6.0

◆WebEDIについて
WebEDIは、インターネットを利用し、受注・発注・入庫・検収・決済などの企業間取引データをWeb(ホームページ)形式で作られた画面を使って交換するシステムです。

◆ACMS B2Bについて
ACMS B2Bは、企業情報システムと連携した企業間電子商取引(BtoB)環境を容易に構築することのできるソフトウェアです。BtoB環境を構築する上で不可欠な標準プロトコル,データ変換機能やトランザクション管理機能などを幅広く提供し、各種のインターフェイス機能によりERPやレガシー・システムなどの企業情報システムとの連携を容易にした製品です。

◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
(導入数:2023年6月末時点)

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

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<本件に関する 報道関係者および読者からのお問い合わせ先>
株式会社データ・アプリケーション マーケティンググループ
Tel:03-5640-1437 Fax:03-5640-8541 E-Mail:pr@dal.co.jp
※ DAL, ACMS, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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